「スペースシェアをあたりまえに」をミッションに掲げるスペースモールは、6月2日(金)、午前6時午前~10時限定でレンタルスペースを1時間1円で使える、登録無料の「スペモファミリー会員制度」を開始した。
課題の清掃コストをクリア
スペースモールは、今回の「スペモファミリー会員制度」で金銭的なハードルを取り払い、場所を使って挑戦する人を応援することで、世の中を面白くしていきたいと考えているという。同時に、今まで金銭的なハードルでレンタルスペースを使っていなかった顧客層にアプローチをすることで市場の拡大を目指している。
また現在、スペースモールでは関東・大阪・名古屋・福岡に180物件以上のレンタルスペースを運営代行しているが、利用と利用の間で行う清掃が、レンタルスペース事業の大きなコスト負担に。現在は、基本的には利用者のセルフクリーニングと週1~2回の定期清掃で施設のクリーンネスを維持している。
そこで同社は、ほぼ無料でスペースを貸し出す代わりに簡易清掃をしてもらう同会員制度を導入することで、清掃コストを上げずに施設のクリーンネスを向上させられると考えた。
同社レンタルスペースの認知拡大
スペースモールが運営するレンタルスペースの稼働時間を分析したところ、6:00~10:00の稼働時間は、全体の稼働時間に対して3%程度だったという。ほぼ無料で貸し出すことでより多くの人がレンタルスペースを使い、その存在を知ってもらう機会をつくることにした。
「スペモファミリー会員制度」
「スペモファミリー会員制度」は、対象の28物件のレンタルスペースを1時間あたり1円で使うことができる会員制度。会員登録は無料で、午前6時~午前10時の時間帯で予約ができる。退出時の「簡易清掃」と「レビュー投稿」をすることを条件に1時間あたり1円で利用することが可能となる。
対象のレンタルスペースをみていこう。
「254_TheSpace錦糸町」では、高級キャンプ用品のテーブルやチェア、食器などの備品を採用。BBQグリルやハンモックにテント、ウッドデッキのテラスもあるので都内にいながらリッチなキャンプ体験ができるスペースだ。オフサイトミーティングの使用用途も多い。
また、超大型65型テレビで映画観賞や推し会にもピッタリのスペースの「289_Elegance名古屋名駅」や、
広いスペースでイベント開催はもちろん、テントやハンモックを使っていつもと違った打ち合わせやオフサイトミーティングでも利用できる「326_KIMAGURE-Camp大阪難波3rd」、
住居用のよくあるスペースとは一線を画す、非日常感を味わえるスペースで、ポートレート・ロケの撮影場としての利用用途が多い「329_S-Studio水道橋」なども「スペモファミリー会員制度」で利用できるレンタルスペースだ。
勉強、仕事、読書などの自己研鑽、カメラマンの撮影練習、起業準備、イベントを主催、読書会、勉強会、1人での集中作業、YouTuber、ライバーの配信活動、家や職場ではできない作業などで活用できる。
「スペモファミリー会員制度」は、スペースモールが取り扱う180物件のうち28物件でスタートした。しかし、今後は会員が利用できるスペースを拡大していく方針。より一層使い勝手の良い会員制度に育てていくという。
この機会に、「スペモファミリー会員制度」を利用してみては。
「スペースモール」公式HP:https://spacemole.co.jp/
(ソルトピーチ)