大阪産業局は、『【ビジネス交流会】「地域」で実践するサステナブルツーリズム!地元に還元するこれからの観光を考えよう』を、8月28日(月)の13:30~16:00に、大阪産業創造館4階で開催する。参加料金は1人につき1000円。
地域でできるサステナブルな取り組みについて考える
5月のインバウンド(訪日外国人数)は、ついにコロナ禍前同月比の約7割(日本政府観光局 JNTO 6月21日 報道発表資料より)まで回復した。
特に、大阪においては、コロナ禍前の水準への回復が間近とも言われており、観光業界にとって厳しかった向かい風がようやく追い風に変わろうとしている。
しかし、新型コロナウイルス感染症の再拡大や新たな脅威の可能性、さらにはオーバーツーリズムの課題も叫ばれる中、コロナ禍前の「量」に頼りがちなインバウンド施策をなぞるのではなく、持続可能=サステナブルな観光への対応が急がれている。
そこで大阪市の中小企業支援拠点「大阪産業創造館」では、足元の「地域」から実践できるサステナブルな取り組みについて考えてもらうため、観光事業者やサステナブル・SDGsに関心・取り組みを行っている事業者を対象に、今回のビジネス交流会を開催することとなった。
大切な地域のことを考える機会に
このイベントでは、サステナブルな旅行手配を行うTricolageの吉田史子氏や、
「まちごとホテル(分散型ホテル)」のSEKAI HOTELの矢野浩一氏が登壇し、サステナブルツーリズムの基本的な考え方や、取り組みへのヒントについて話す。
その後の交流パートでは、「パートナー探し」「情報交換」の場として、事業者同士で「サステナブル×地域」をテーマに交流する。
足元の大切な「地域」と共に観光を考えることは、サステナブルな取り組みに繋がるだけでなく、インバウンドに対する新たなアピールになる可能性がある。
大阪産業局は、インバウンドが復活してきた今だからこそ、このイベントを通して、大切な「地域」のことを今一度考える機会になればと考えている。
プログラム内容
イベント当日のプログラムは、13:30〜14:30まで、情報提供パートとして、Tricolageの吉田氏がサステナブルツーリズムの概要について話す。また、SEKAI HOTELの矢野氏がサステナブルツーリズムの実践事例について話す。
14:35〜16:00の交流会パートでは、14:35〜15:10までは参加企業の自己紹介、15:10〜16:00は自由交流の時間となる。企業同士の情報交換や、名刺交換掲示板も設置される。
申込や詳しい情報は詳細ページにて確認を。
地元に還元されるサステナブルな観光への取り組みについて、今後も注目していこう。
■大阪産業創造館
住所:大阪府大阪市中央区本町1-4-5
詳細ページ:https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=41294
(yukari)