アイシンは、愛知県刈谷市と連携し、フードデリバリーサービス「めしクルー」を拡張した取り組みとして、市内の放課後児童クラブ向けにお弁当を配達する「めしクルーKids刈谷」の実証実験を開始する。
「めしクルー」について
「めしクルー」とは、一度に複数の飲食店のメニューを一括で注文でき、車両で運ぶため大量オーダーにも対応できるフードデリバリーサービスだ。
自動車部品メーカーアイシンがカーナビで培った技術を応用したシステムでルートを算出し、複数の飲食店から料理をピックアップして効率的に配達ができる。
「めしクルーKids刈谷」について
「めしクルーKids刈谷」は、この「めしクルー」を応用し、夏休み期間の放課後児童クラブで事前に専用サイトで保護者から申し込みがあった児童に、昼食として出来たてのお弁当を配達する仕組みだ。
お弁当は市内のマルヒ食品が提供する日替わりのメニューで、アレルギー表示を見て日単位で注文の要否を判断できる。
保護者のお弁当作りの負担を軽減
夏休み期間の放課後児童クラブでは、昼食の提供はなくお弁当などを持参する必要があり、保護者からは毎日のお弁当作りが負担という声が上がっていた。
刈谷市では2020年から通常の「めしクルー」サービスを導入していることから、既存のシステムやリソーセスを有効に活用してサービスを拡張することができ、これまで「めしクルー」を利用していた層だけでなく、仕事と子育てを両立する保護者や家族など、誰もが過ごしやすいまちづくりに貢献していくという。
今回の実証実験は、刈谷市のスマートシティ推進の一環として開始され、市内の日高児童クラブ、小高原児童クラブが対象となる。
実施期間は8月7日(月)~11日(金)の期間と、8月28日(月)~31日(木)の期間。メニューは1種類の日替わりで、ハンバーグ弁当や、
とりそぼろ・いり卵・青菜の三色丼などだ。
アイシンはこれからも、人々や社会のニーズに寄り添い、未来に笑顔を与える新たな価値を提供していくという。
めしクルーKids刈谷公式サイト:https://www.kariya-kids.meshicrew.com/
めしクルー公式サイト:https://www.meshicrew.com/
マルヒ食品 公式サイト:http://www.maruhi-bento.com/
(yukari)