山梨県甲府市で約50年シャインマスカットを生産する久保田農園は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて、シャインマスカットの販売を8月1日(火)~18日(金)の期間で実施している。
最高の状態で届け最高の甘さを
1年をかけ丁寧に育てるシャインマスカットは、1年のうち、収穫期間が3週間しかない。収穫し、農協に卸した後に出荷され、店頭に並んで手元に届くまでには、収穫から3日以上かかってしまう。シャインマスカットをはじめ、ぶどうは追熟がないため、収穫した瞬間から悪くなっていく。
シャインマスカットを育てる農家として久保田農園では、賞味期限は2〜3日だと考えており、“なるべくその間に味わってほしい、甲府市のシャインマスカットの美味しさを体験してほしい”という想いから、自分たちでの直接販売を決意。その第一弾として、今回のクラウドファンディングを実施する。
朝とれたてのものを午前中に配送手続き
クラファンでは、糖度が17%を超え大きく張りのあるシャインマスカットを収穫日に発送するリターンや、毎年2房が届く「樹のオーナー制度」などが用意されている。
シャインマスカット「樹のオーナー制度」は、今年より3年または2年、年2房を収穫期間(8月中旬〜末)に送付。希望者には「シャインマスカットの収穫体験」「農園見学」を実施する。価格は3年30,000円、2年20,000円、人数は各3人。朝とれたてのシャインマスカットを午前中に配送手続きし、早ければ当日(※1)または翌日に届く。
「AM中に出荷!朝摘みシャインマスカット」のリターンは、朝収穫したものをその日の午前中に発送し、最短でその日のうちに手もとに届ける。1房7,000円、2房13,000円、各10人。
また、シャインマスカットを通常配送にて届けるリターンは、1房6,000円、2房11,000円。各リターンは商品数に限界があるため、販売数が上限に達した時点で販売終了なるので、興味のある人はお早めに。なお、天候などによっては、リターン期間が変更になる場合もある。
今回のクラウドファンディングで集まった資金は、ECの拡充、販売時の梱包材の作成などに加え、山梨県甲府市のシャインマスカットを盛り上げる目的で利用される。
伝統の農法と最新技術を活用
同園では、三代続く伝統の農法と最新技術を活用し、徹底的な安全管理のもと“大きくハリのある甘いシャインマスカット”を生産。たった9本の木を1年かけて丁寧に育て、収穫時には1本ごとに糖度の検査を行い、最適な収穫日を決め最高の状態で収穫する。
同園では、毎年土壌検査を行い、結果に応じた肥料を与えるところからスタートし、樹本来の免疫を刺激し免疫を上げる最新の肥料を使用。樹の免疫を上げることで、農薬を抑えても病気を減らすことができ、安心で安全な農法になっている。また、機械的に切り落とす短梢剪定ではなく、経験と労力が必要な長梢剪定を行っており、良い枝のみを残していくことで良いブドウ作りを可能にしている。
さらに、朝と夕方の寒暖差と日照時間が日本でトップクラスである山梨県の気候がシャインマスカットの甘みを最大限引き出してくれる。
クラファンで応援して、シャインマスカットを一番美味しい状態で味わってみては。
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:甲府盆地のシャインマスカットを一番美味しい状態で味わってもらいたい
久保田農園HP:https://shinemuscat-kubota-farm.studio.site
※1:首都圏に限る。また、天候や配送状況によって配達に遅れが出る場合がある。
(山本えり)