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古本寄付でスーダン・ザンビアに水と医療を。古本寄付キャンペーン実施中

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ロシナンテスは、8月1日(火)~31日(木)の期間、不要になった本を「つなぐ書店」に寄付することで、スーダン・ザンビアの水と医療の支援になる古本寄付キャンペーンを実施している。

古本寄付で給水設備やマザーシェルターを設置


古本寄付とは、不要な本やDVD等を「つなぐ書店」に送ると、その査定額が全額ロシナンテスへの寄付金になる、という取り組みだ。

水は生命に必要不可欠だが、アフリカにあるスーダンの国土の大半は砂漠。水が十分に手に入らない地域も多くある。ロバなどの家畜が排せつしたため池の水を、飲料水として使っている人々もいるのが現状だ。

患者を治療しても汚い水を飲み続ければ結局、健康を害してしまう。そこで、村の人たちが安全な水を飲めるように、ロシナンテスは6つの村で、給水設備の設置や改修を行ってきた。

きれいな水は健康だけでなく、子どもたちの未来も守ってくれる。これまで何時間もかけて水くみに行っていた子どもたちは、近所に給水所ができたことで学校に通えるようになった。

また、妊産婦の死亡率、新生児の死亡率ともに極めて高いザンビアでは、「生まれたばかりの赤ちゃんを家族以外に見られてはいけない」という考えがある。また、自宅と診療所の距離が離れているために、自宅での出産を選択したり、診療所に向かう道中で出産したりしてしまうお母さんたちが数多くいる。たとえ診療所に来てもベッド数が足りず、床で出産を待たなければいけない妊婦さんも。

ロシナンテスでは、1人でも多くの母子の健康を守るため、マザーシェルターを作り、安全に子どもを産める環境を整えてきた。お母さんたちは今、マザーシェルターに滞在して安静に出産の時を待つことができるようになった。

古本寄付キャンペーン概要


実施中の古本寄付キャンペーンでは、自宅に眠っている古本などを期間中に寄付した人先着100名に、アフリカ布で作った三角しおりがプレゼントされる。受付可能な古本の種類や寄付の宛先などについては、キャンペーン詳細ページで確認しよう。

なお、キャンペーンの対象は、8月31日(木)までに「つなぐ書店」に品物が到着した場合に限る。

ロシナンテスについて

ロシナンテスは、アフリカで医療や水などの支援を行っている国際協力団体だ。医療施設のない村々を回って医療を提供し、国や地域と協力しながら診療所をつくり、給水所の整備や学校建設、栄養改善なども含めた包括的な保健事業を整備することで、現地の人たちだけで医療を継続できる仕組みづくりをしている。

「つなぐ書店」について

「つなぐ書店」は、様々な障害が原因で仕事に悩む人の支援・雇用を目的とした古本店。「つなぐ書店」では、読み終わった本、観終わったDVD、聴き終わったCD等を通して寄付する「古本募金」に取り組んでいる。

古本募金で品物を送付すると、教育・研究や、NPO法人で行っている様々な社会貢献事業のために寄付ができるだけではなく、「つなぐ書店」で働く人の仕事創出にもつながる。

掃除や片付けの際には、不要な本やDVDを寄付しよう。

キャンペーン詳細:https://www.rocinantes.org/news/information/?no=176
古本寄付詳細:https://hon-bokin.jp/rocinantes

(yukari)

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