東京都町田市の取り組みに注目!インドネシアを紹介するイベント「来て!見て!知って!インドネシア☆」の話題と、市内にある「凌霜館跡」が町田市指定旧跡に指定された情報チェックしていこう。
インドネシアの魅力について触れるイベント
町田市は、ホストタウン関連イベント第2弾として、8月17日(木)のインドネシア独立記念日にちなみ、インドネシアを紹介するイベント「来て!見て!知って!インドネシア☆」を、8月27日(日)11:00~17:00、和光大学ポプリホール鶴川中1階の交流スペースで開催する。
■ホストタウン関連イベント第1弾では南アフリカを紹介
「ホストタウン」とは、東京2020大会に向けて、特定の自治体が応援する参加国・地域のホストタウンとなり、人的・経済的・文化的な交流を図ることを推奨している国の制度。
町田市では、スポーツでの交流をきっかけとして、2016年に南アフリカ、2019年度にインドネシアをホストタウンとして登録。関係者との交流や、市民に両国の文化を紹介する取り組みを継続。今年度は第1弾としてすでに南アフリカを紹介するイベントを実施した。
■プラネタリウムやスタンプラリーを実施
「来て!見て!知って!インドネシア☆」では、町田から見た星空とインドネシアから見た星空を、解説つきで見比べる「プラネタリウム」(8回上映予定、各回約20分)や、
遠くまで滑空しグライダーの発想の元になったといわれているインドネシアに生息するアルソミトラ(ハネフクベ)の種の模型を使い、実際に飛ばす体験をする「アルソミトラの種の模型を飛ばそう」、
インドネシアに住む動物の看板や人形などを展示する「インドネシアの文化を知るミニ展示」のほか、「スタンプラリー」も実施する。
全て参加費は無料、申し込みは不要だ。
■関連イベントにも注目
そのほか関連イベントとして、8月19日(土)9:00~20:00には、芹ヶ谷公園で「Future Park Lab(フューチャーパークラボ)2023 Summer」を実施。インドネシアの伝統的な影絵のパフォーマンスやワークショップなど、様々な企画が行われる。雨天の場合は8月20日(日)に順延となる。
また、8月26日(土)に和光大学ポプリホール鶴川B2Fのホールで行われる「ホストタウンシネマ『くじらびと』上映&石川梵監督(町田市在住)のアフタートーク」や、8月19日(土)~26日(土)の期間に開催される「『くじらびと』写真展」にも注目だ。
町田市で、インドネシアの文化を体験しよう。
■来て!見て!知って!インドネシア☆
日時:8月27日(日)11:00~17:00
会場:和光大学ポプリホール鶴川中1階 交流スペース
住所:東京都町田市能ヶ谷1-2-1
詳細:https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/suisintorikumi/hosttown/indonesia-torikumi/indonesia2023.html
「凌霜館跡」が町田市指定旧跡に
また、町田市野津田町にある「凌霜館跡」が町田市指定旧跡に指定された。
■町田市の歴史を知るうえで重要な場所
「凌霜館」は、町田市を代表する自由民権家である村野常右衛門が、若手運動家の育成を目的に1883年に設立した文武館。文武館としては全国でも先駆的で、自由民権運動や地域活動の場として使われるなど、町田市の歴史を理解するために重要な場所だった。
凌霜館跡地は村野常右衛門の子孫から1984年に市へ寄贈され、現在は町田市立自由民権資料館が建てられている。
■町田市自由民権資料館では企画展を開催中
町田市自由民権資料館では、「自由民権運動」と「町田市域の歴史」に関する資料を収集・保管・調査・研究し、その成果を展示や講座を通じて紹介している。また9月3日(日)まで「町田のおカイコさん」展を開催。併せてチェックしてみて。
「凌霜館跡」を訪れ、町田市の歴史を感じてみては。
■凌霜館跡
住所:東京都町田市野津田町897-1~3、898、899-1・3、900-1 町田市立自由民権資料館敷地内
企画展詳細:https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul03/minken/kikakuten.html
「来て!見て!知って!インドネシア☆」や「凌霜館跡」をきっかけに、町田市の魅力を発見してみては。
(ソルトピーチ)