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天然グリーンバナナのレジスタントスターチ「from Banana」が有機JAS認定を取得

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white from greenが静岡県富士市で製造する、グリーンバナナを原料とするレジスタントスターチ「from Banana(フロムバナナ)」が、バナナでんぷんとして初の有機JAS認定(※)を取得した。

“腸活の救世主”レジスタントスターチ

レジスタントスターチは、水溶性&不溶性食物繊維の両方の機能をあわせ持ち、大腸の奥の直腸まで届く「難消化性でんぷん(発酵性食物繊維)」。善玉菌の大好物、かつ腸内で短鎖脂肪酸、特に酪酸を多く産生するなど、“腸活の救世主”として注目されている。

有機JAS認証取得の背景

BRAND CONCEPTに「循環から健康を生み出す。」を掲げているwhite from greenは、可能な限り自然に負荷のかからない仕組み作りを心掛け、これまでにサイズや小さな傷などの問題で流通されない規格外のバナナの有効利用等も実施してきた。その取り組みの中で、有機栽培の農園では農薬を使う栽培に比べて、不揃いの規格外品がより多く発生してしまうとの実態に直面した。


「from Banana」の原料となるグリーンバナナは、多くの農園をまわり、土壌管理、生育管理、衛生管理がしっかりされていること、そして何より生産者の顔が見え、同社の取り組みに共感してもらえるオーガニック農園に絞って直接調達を開始した。

また、国内では自社工場の製造工程を見直し、利用者がより安心して使える商品を提供できる環境を作りあげたことで、有機JASの認証を取得することができたという。

スティックタイプも新登場


「from Banana」のラインアップは、「from Bananaパウダー(300g)」と、


新発売の「from Bananaスティック(5g×60本)」。これまでのパウダー商品に加え、持ち運びに便利なスティック個包装タイプの商品が新しく登場した。


原材料はオーガニックグリーンバナナ。1日10gで6.2gの発酵性食物繊維の摂取が可能だ。

white from greenの取り組みについて


white from greenは、未利用バナナの有効活用に取り組んでいる。アジア、中南米を中心とした赤道からほど近いバナナベルトに集中しているバナナ農園に対し、日本を含む消費国の事業者が求めるのは、大きくて傷のない綺麗なバナナばかりだ。サイズや小さな傷などの問題で流通されない規格外のバナナの有効利用は、地球環境へ優しいだけでなく、現地の農園で働いている人たちの収入改善の視点からも切望される取り組みとなる。

また、バナナ農園生産者との共同プロジェクトとすることで、契約している生産者は、収入増という生活面の安定への喜びはもちろん、育てたバナナがレジスタントスターチという天然の腸活サプリメントに変わり、世界中の人々の健康に寄与できる取り組みになることに、パートナーとして喜びを感じてくれているという。


同社は、静岡県富士市に国内の自社工場「FUJI FACTORY(富士ファクトリー)」を構えており、ここでは富士山直系の湧き水を利用して、グリーンバナナ由来のレジスタントスターチを手間隙かけて丁寧に作っている。

今回、有機JAS工場として認証取得した同社「FUJI FACTORY」では、現在メインで製造販売しているレジスタントスターチたっぷりのオーガニックバナナでんぷんだけでなく、お菓子づくりなどにも活用できるオーガニックバナナ粉、オーガニック馬鈴薯でんぷん(有機片栗粉)などの商品開発の検討も進めているというので、そちらにも注目だ。

from Banana 公式オンラインショップ:https://frombanana.com/
from Banana Instagram:https://www.instagram.com/frombanana_official/

<有機JASマーク>(公財)自然農法センター 認証番号2023-M5 / 認証日 2023年7月21日

※農林水産省「有機JAS認定取得加工食品企業一覧詳細」よりwhite from green調べ

(山川温)

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