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【群馬県旧新町(現高崎市)】静かな住宅街は、ほんの少し前の時代から時間が流れている気配だった

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群馬県旧新町(現高崎市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、群馬県旧新町(現高崎市)を写真とともに紹介する。

Vol.56/群馬県旧新町(現高崎市)

2006年に高崎市へ編入した、旧新町。かつては中山道11番目の宿場町で、面積はとても小さい。その分人口密度も高かった。

大きな道路を抜けると、旧新町の静かな住宅街が広がっている。戸建が多く、ほんの少し前の時代から時間が流れている気配だ。

穏やかな朝

少し昔の雰囲気も感じられた

於菊稲荷神社

小さな狐たちがたくさん

新町駅

於菊稲荷神社へ立ち寄った。「於菊(おきく)」とは、江戸時代の心優しい容姿端麗な女性の名前。稲荷神社でまちの人々の面倒をいつも見ていたことから、親しみを込めて稲荷神社が於菊稲荷と呼ばれるようになったそうだ。

加えて旧新町には、ハーゲンダッツの工場もある。小さなまちではあるものの、持っているポテンシャルは底知れない。

次回は、群馬県旧鬼石町(現藤岡市)を写真とともに紹介予定。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247/

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