東京美術商協同組合は、10月13日(金)〜15日(日)の3日間、東京美術倶楽部において「2023東美アートフェア」を開催する。
全国有数の美術商が探し求めた美術品を展示
「東美アートフェア」は、全国有数の美術商が115店出店する大規模な展示即売会。3年に一度開催される「東美特別展」から派生し、1999年より始まった。
日本で最も知名度のあるアートフェア「Art Fair Tokyo」(2023年総数144店)に次ぐ規模で行われる「東美アートフェア」は、全国から集まった美術商が時間をかけて探し求めた、古美術・近代美術・現代美術・茶道具・工芸など幅広いジャンルの美術品の優品珍品を展示販売する。公式サイトでは、出店者の美術品と仕事への想いやプロフェッショナルとしてのあり方をインタビュー形式で掲載している。
気に入ったものは購入も可能
主催する東京美術商協同組合は、およそ500店舗が加盟している美術商組合。1924年に前身となる東京美術商親交組合の設立から始まり、厳しい入会規程を満たした有力組合員で構成されており、国内はもとより、海外からも高く評価されている。
「東美アートフェア」は、東京美術商協同組合に所属する美術商が出店し、美と共に生きる喜びを次の世代へ手渡していくことを目的に開催される。一流の美術商が、それぞれが時間をかけて探し求めた品々を、趣向を凝らした展示やテーマで披露。観て楽しむことはもちろんのこと、直接触れることや購入することもできる。特に古美術や物故作家の作品は、流通する数が限られている。その中で優品珍品を一定数集めることは時間と忍耐が必要だが、その集大成を「東美アートフェア」では鑑賞できる。
また、美術品は手の届かない値段といった誤ったイメージにより、身近に感じることができない。そのようなイメージを払拭し、少しでも生活に取り入れて豊かな人生を送ってほしいという思いから、価格も提示する。ミュージアムピースの価格を知ることでより身近に、興味深く鑑賞できる。
イベント概要
「2023東美アートフェア」は、10月13日(金)10:00〜19:00、14日(土)10:00〜18:00、15日(日)10:00〜17:00に、東京美術倶楽部の東美ミュージアムにて開催。入場料は一般2,000円(税込)、学生以下または障害者手帳を持参した人(付き添いの人1名を含む)は無料となる。
トップレベルの美術商による、選りすぐりの美術品が堪能できる3日間をお見逃しなく!
■「2023東美アートフェア」
会場:東京美術倶楽部 東美ミュージアム
所在地:東京都港区新橋6-19-15
公式サイト:https://toobi.co.jp/artfair
(min)