標高1,000m高ボッチ山麓、崖の湯温泉に佇む「薬師平茜宿」は、北アルプス・松本平を一望できる3棟のコテージ「AkaneVilla(アカネヴィラ)」を7月にオープンした。
茜色の美しい夕日を望める「薬師平茜宿」
崖の湯温泉は、松本城のある松本市街地や、アニメの聖地として人気の高ボッチ高原からも車で25分圏内と観光の拠点としても便利な立地にある。
「薬師平茜宿」は、標高1,000mに位置し、穂高連峰・槍ヶ岳・常念岳・白馬三山へと続く北アルプス連峰に沈む茜色の美しい夕日を望めることから「薬師平茜宿」と名付けられた。
しかしながら、県内外ともに崖の湯温泉の知名度は低かった。
同館は、もっと多くの人々にこの素晴らしい景色を知ってもらうため、同館の広大な敷地の中でも一番の絶景スポットにプライベートな空間で景色を独り占めできる、3棟のコテージ「AkaneVilla」を新設した。
市街地では見られない、ここだけの松本の景色を楽しむめる。
山麓に佇む“小さなお家”
「AkaneVilla」は、9平米ロフト付きと小さなコテージだが、
冷暖房完備、ミニキッチン、WiFi、冷蔵庫、調理器具など充実した設備を完備している。
自分好みのワインやコーヒーを持ち寄り、書斎のように読書やワーケーションとして一人で活用したり、夫婦・カップル・友人と景色を眺めながら語り合ったりできる。
「AkaneVilla」は、気兼ねなく別荘のように過ごしてもらいたいという同館の想いから、“小さなお家”と名付けられた。眺望の美しさだけではなく、里山の森林に囲まれた敷地内では早朝から小鳥のさえずりが聴こえ、心地よい目覚めを体感できるだろう。
さらにコテージを利用しながら、本館「茜宿」の天然温泉大浴場、展望野天風呂を堪能できるのもポイント。
同館は「日本秘湯を守る会」に所属しており、長野県内の秘湯の一つとして親しまれている。
和会席を予約できる食事付き宿泊プランも
また、「AkaneVilla」にバス・トイレ設備は無いが、隣接する共用スペースのシャワー・トイレ・キッチンを利用可能だ。
共用スペースは、明治時代の旧塩尻警察署を移築した「茜ホール」の1階部分をリノベーションしたもので、趣のある外観が特徴だ。
共用キッチンとしてや、BBQ時利用などでも活用できるように広々とした調理台も設置されている。
その他、民芸食堂「合掌庵」で信州蕎麦や川魚を味わう和会席を予約できる、食事付きの宿泊プランも展開。
合掌造りを支える太い曲がり梁や民芸家具など、懐かしさを感じる空間が魅力の一つとなっている。
定員は1棟1~3名
「AkaneVilla」は定員1~3名で、1棟28,900円~(素泊まり/1泊2名利用時/税・サ・入湯税込)。
北アルプスの山間に沈む夕焼け、松本市街の街灯りを一望できるプライベート空間を堪能してみては。
■薬師平茜宿
住所:長野県松本市内田3405
公式HP:https://akanejyuku.com/akane-villa
(佐藤ゆり)