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災害時に向けて備えておきたい簡易トイレを収納した壁に飾るアート「sonae 備絵」発売

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ドリームホールディングスは、関東大震災発生から100年の節目に、災害時に向けて備えておきたい簡易トイレをコンパクトに収納しながらも壁に飾るアートとしても楽しめる「sonae 備絵」プロジェクトを始動。9月8日(金)に公式ECサイトにて販売を開始した。

日常に溶け込む、災害時に備えるアート


同プロジェクトは、新事業を担う同社ドリーム事業部の企画第一弾として、“災害大国日本における災害時の自由の格差“を軽減したいという思いのもとスタート。立ち上げメンバーには被災経験のある人も含まれている。

「sonae 備絵」は、絵画の枠に、いざというときに活用できる「災害時トイレキット」30回分(1人暮らしで約6日分)をスリムに収納しており、災害時や断水時にはサッと取り出して使うことができる。

お気に入りのアートピースとして普段はリビングやトイレなどの壁に飾ることができるので、家族や友人などと作品から受けたインスピレーションについて話すことで、災害時のリスクマネジメントについても自然に会話が生まれる。また、お気に入りの絵画は災害時の癒しにもなる。

“災害からの復興の希望”をテーマに描きおろし

「sonae 備絵」では、人気アーティストとともに啓発メッセージを発信していく。今回は、関東大震災発生から100年の節目を迎えることから「SPECIAL FEATURE:Reborn」と題し、“災害からの復興の希望”をテーマに3名のイラストレーターが作品を描きおろした。


Aki Ishibashi(あきいしばし)さんは、日常に溢れる物事を独自の視点でユニークな世界観におきかえ、SNSを中心に人気を集めている。オリジナルブランド“PARCY”の展開、アパレルブランドやミュージシャンとのコラボなど多岐にわたり活動している。


Moeko(もえこ)さんは、シンプルな線と色使いで表現する世界観が特徴。企業とのコラボや雑誌などの挿絵、オリジナルグッズの制作・販売なども行っている。宮城県気仙沼市出身で、自身も東日本大震災で被災した。


西山寛紀(にしやまひろき)さんは、対象を色面構成で絵画的にとらえる表現を得意とし、雑誌、広告、Webなどでイラストを手がける。オリジナル作品も制作し、国内外で展覧会を開催している。

STANDARD 参画アーティスト

「SPECIAL FEATURE:Reborn」のほかにも、STANDARD 参画アーティストとして、画家の冨永ボンドさん、デザイナーの髙田尚弥さんが名を連ねる。


冨永ボンドさんは、佐賀県多久市のアトリエ「ボンドバ」を拠点に、アートな町おこしプロジェクトを手掛ける傍ら、海外のギャラリーとも契約して活躍する“グローカル”アーティストだ。


髙田尚弥さんは、地元熊本のベンチャー企業にデザイナーとして入社し、2018年にForbes JAPAN入社。多岐にわたりデザインを手がけた。現在はフリーランスとして活動している。

「sonae 備絵」詳細


「sonae 備絵」は、フレーム、アートボード、簡易トイレキット(凝固剤、畜便袋、ウェットティッシュ)30回分がセットになっている。価格は3万3千円~(税込)で、アート作品により異なる。フレーム外寸は330×330×58mm。売上の一部を使い、全国の幼稚園・保育園に「sonae 備絵」を寄贈することを予定している。

「sonae 備絵」を飾って、アートに癒されながら災害時に備えてみては。

sonae 備絵 公式ECサイト:https://sonae-art.com/

(山本えり)

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