岡山のデザイン事務所シファカは、9月1日(金)の「岡山芸術創造劇場 ハレノワ」の開館に合わせ、メインエントランスの大階段そばにカフェ&ストア「CCCSCDゲキジョウ(シーシーシーエスシーディーゲキジョウ)」をOPENした。
同店は、演劇やコンサートを鑑賞する前や後に湧き起こる感情を語ったり、ひとりでゆったりと余韻に浸ったりできる、公園のように活用の自由度の高いカフェを目指している。
気分に合わせて選べるよう様々な空間や家具を用意
「CCCSCDゲキジョウ」は、高く伸びるシェフレラの周りを囲むテーブル、跨ったり抱きかかえたくなるような半割丸太のベンチやカウンター、日当たりの良いリビングのようなダウンフロアスペースなど、開放的な店内でその日の気分に合わせて選べるよう、様々な空間や家具を用意している。
同店の多くのテーブルやベンチは、同じ一本の大きな欅の木から作られており、機能を優先させるための形や表情に整えすぎていないため、木が本来持つ質朴な風合いを体感できる。
また、一部の空間を間仕切りすることで、ワークショップやミーティングなどで利用することも可能だ。
手作りサンドイッチや焼き菓子を提供
「CCCSCDゲキジョウ」では、岡山県総社市のINDUSTRYのパンを使用したサンドイッチ、こだわりレシピのマフィンやスコーンを提供。
ドリンクはオリジナルブレンドコーヒーや自家製ジンジャーエール、岡山城近くに醸造所を構える「カワズブルーイング」のクラフトビールなど多数取り揃えている。また、公演に合わせた特別メニューの提供も検討しているそう。
さらに、ジンジャーコーディアルやエコバッグなどシファカオリジナルの商品に加え、厳選されたデザイングッズや岡山のお土産も用意している。
空間を生かしたアート展示
「CCCSCDゲキジョウ」では、コンセプチュアル・アーティストのローレンス・ウィナー氏による壁面いっぱいに展開されたテキストの作品「Enough」と、写真家ホンマタカシ氏が葛飾北斎の「富嶽三十六景」から着想を得て、富士山をピンホールカメラの手法でとらえたシリーズから「mount FUJI 1/36」を展示している。なお、作品は展示替えを行う可能性がある。
公園のように活用の自由度の高いカフェを目指している「CCCSCDゲキジョウ」へ足を運んでみては。
■CCCSCDゲキジョウ
住所:岡山県岡山市北区表町3-11-50 1F
営業時間:10:00~19:00(L.O.18:30)
定休日:不定休
席数:82席
公式Instagram:https://www.instagram.com/cccscd_gekijo/
(角谷良平)