千葉県市市原市の取り組みに注目!多子世帯の家計負担を軽減するため第2子以降の保育料を完全無償化すること、2024年1月に開催される「エンジン01in 市原」について、それぞれ見ていこう。
第2子以降の保育料を無償化
市原市は、子育て世帯の経済的な負担軽減を図り、子どもを産み育てやすい環境づくりを推進するため、令和6年4月から第1子の年齢に関わらず、認可保育施設の0~2歳児クラスを利用する第2子以降の保育料を無償化する。
■0~2歳児クラスのすべての児童の保育料を無償化
国が実施している制度は、3~5歳児クラスの児童について保育料無償化、0~2歳児クラスの児童については、保育所等を利用する最年長の子供を第1子とカウントしたうえで、第2子は半額、第3子以降を無償としているが、市原市独自の子育て支援策として、第1子の年齢制限を撤廃し、0~2歳児クラスのすべての児童の保育料を無償化する。
■無償化の対象となる施設は認可保育施設
無償化の対象となる施設は、認可保育施設となる。幼稚園、認可外保育施設は対象外。第1子の年齢は問わず、同一生計の第2子以降の保育料を無償化する。所得制限はないが、入所児童の住民登録が市原市にあることが必要。市原市に住民登録があれば、市外の認可保育施設を利用する場合も対象となる。
市原市に住んでいるファミリーは、チェックしてみて。
市原市ウェブサイト:https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=64d4298b87ac3c158d59f8ea
「エンジン01 in 市原」を2024年1月に開催
市原市では、市制施行60周年を記念し2024年1月26日(金)~28日(日)に、各分野の第一線で活躍する有識者が集う学びのイベント「エンジン01(ゼロワン) in 市原」を、東京圏で初めて開催する。
■市制施行60周年記念事業として開催
市原市は、令和5年5月1日に市制施行60周年を迎えた。この記念すべき年を先人たちが築いた「これまで」の発展を礎に、「これから」の発展につなげる新たな時代の幕開けと位置付け、エンジン01文化戦略会議と連携し、「エンジン01 in 市原」を市制施行60周年記念事業として開催する。
会場は帝京平成大学千葉キャンパス、市原市市民会館ほか。主な内容は、シンポジウム・コンサート、100人以上の講師による約80の講座、中高生に向けて各界の一流の文化人たちが職業を語る「エンジン01ハローワーク」、市原市内の飲食店で講師とともに飲食を共にする「夜楽(やがく)」。
■開催テーマは「イチハラ、ハピネス。」
開催テーマは「イチハラ、ハピネス。」だ。若い人がイチバン集まりたくなる街イチハラへ!未来に向けて動き出す「イチハラ」が、新しい「しあわせ」を発信する3日間となる。
テーマ作成者は、太田麻衣子氏(クリエイティブディレクター/博報堂クリエイティブ・ヴォックス代表取締役社長/博報堂執行役員)と、小西利行氏(POOL INC.クリエイティブ・ディレクター/コピーライター)。テーマデザイン作成者は、浅葉克己氏(アートディレクター)。
■エンジン01文化戦略会議
エンジン01文化戦略会議は、日本を代表する各分野の表現者・思考者たちが日本文化のさらなる深まりと広がりを目的に参集したボランティア集団。年に一度地方都市で開催するオープンカレッジでは、会員を中心に有識者たちが集結し、その地域の人々と「知の交流」を行っている。同実行委員会の詳細は公式サイトにて確認を。
■9月30日(土)にプレイベントを開催
また、メインイベントに先駆け、9月30日(土)15時〜16時に、プレイベントを開催。「エンジン01 in 市原」の開催に向け、多くの人への周知を図るため、エンジン01文化戦略会議会員と市原市長によるトークショーを行う。会場は夢ホール。入場無料、当日会場にて先着150人を受け付ける。
出席者は、勝間和代氏(エンジン01 in 市原 大会委員長/経済評論家)、東村アキコ氏(エンジン01 in 市原 実行委員/漫画家)、小出譲治氏(市原市長)となっている。
市原市の未来を占うイベントに注目してみては。
エンジン01 in 市原公式ウェブサイト:https://www.enjin01-ichihara.jp
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/enjin01ichihara
エンジン01文化戦略会議ウェブサイト:https://www.enjin01.org/
第2子以降の保育料を完全無償化や、「エンジン01 in 市原」の開催など、今後も市原市の取り組みに注目だ。
(suzuki)