啓文社は、2月に発売された作家・川上未映子氏の小説『黄色い家』のベストセラーを記念したブレンド珈琲「川上未映子『黄色い家』ブレンド」を制作し、「国際コーヒーの日」である10月1日(日)から販売を開始する。

1袋200g入(豆・挽き)で生豆原産国はタンザニア・エチオピア・グアテマラ。販売価格は1,296円(税込)だ。

川上未映子氏がチョイスしたブレンド珈琲が販売

同商品は、啓文社が運営する「本と出会える珈琲店“BOOK MEETS COFFEE”」が提供している「読書専用珈琲」の「オリジナルブレンド」「マイルドブレンド」「ハードボイルドブレンド」「湊かなえ『告白』ブレンド」に続く、第5弾となる。

「川上未映子『黄色い家』ブレンド」が誕生したきっかけは、啓文社イチのミステリー好き店長・三島政幸氏が『黄色い家』発売後に広島を訪れた川上未映子氏に手土産として渡した「湊かなえ『告白』ブレンド」。書籍×珈琲の企画に川上未映子氏はじめ一同盛り上がり、「ぜひ『黄色い家』の珈琲も作りましょう！」とその場で決まったという。

川上未映子氏は、「コーヒーって果実だったんだなあと思い出させてくれる」ものが美味しいと話す。福山市の老舗珈琲豆卸店「レ・ユニオンコーヒー」の匠がその嗜好に合わせたブレンドを数種類制作し、実際に同氏に飲んでもらい、選ばれたのが今回の「川上未映子『黄色い家』ブレンド」。

酸味・甘みの効いたブレンド珈琲を川上未映子氏本人がチョイスしている。

果実を感じるまろやかな酸味と香り、そして甘みに満ちたブレンド珈琲を堪能できる。

「れもん」「金」といった、『黄色い家』の世界観を散りばめたパッケージにも注目しよう。

川上未映子氏から直筆メッセージも

発売にあたり、川上未映子氏が『黄色い家』ブレンドについて「一杯ぶんの時間が膨らむ」という直筆メッセージを寄せた。

「川上未映子『黄色い家』ブレンド」は、啓文社11店舗の書店店頭ならびに啓文社オンラインショップで10月1日(日)より購入できる。

『黄色い家』を読んだ人や珈琲が好きな人は、「川上未映子『黄色い家』ブレンド」をチェックしてみては。

啓文社オンラインショップ：https://keibunsha.shop-pro.jp/

(佐藤 ひより)