トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

LOCAL

【群馬県旧利根村(沼田市)】静かな集落とダイナミックな吹割の滝へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

群馬県旧利根村(沼田市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、群馬県旧利根村(沼田市)を写真とともに紹介する。

Vol.79/群馬県旧利根村(沼田市)

沼田市の市街地から東へ進むと、やがて旧利根村に入る。その途中の旧白沢村では河岸段丘の地形が広がっているわけだが、旧利根村ではさらに山が高く狭くなり、集落の雰囲気がガラリと変わる。吹割の滝を訪れる前に利根支所周辺を歩くと、静かな暮らしの気配が広がっていた。

沼田市利根支所へ

サル、調査中

静かな集落の朝

吹割の滝へ

川の轟音をきく

いよいよ吹割の滝へ向かって進むと、徐々に渓流の音が大きくなってくる。細い遊歩道の先に、広い川幅の滝が現れた。落差は約7メートル、横幅は約30メートル。「東洋のナイアガラ」と呼ばれ、日本の滝百選にも選ばれている滝だ。滝のそばは赤いコーンとロープで遮られているので近づくことはないが、その先の滝は吸い込まれるような地形になっている。もし自分が川の中を泳ぐ生き物だったら、どのような世界が広がるのだろうか。

次回は、群馬県旧黒保根村(桐生市)を写真とともに紹介予定。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247/

    

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事