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【神奈川県鎌倉市】「材木座コミュニティコンポストプロジェクト」開始!第1弾はみみずコンポストを設置

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おかえりは、public and co(パブリックアンドコー)と共同で、10月10日(火)より「材木座コミュニティコンポストプロジェクト」を開始した。最初の取り組みとして、public and coが運営する鎌倉市材木座にある関係案内所「はつひので」に、みみずコンポストを設置する。

コンポストを通じた循環コミュニティの形成を目指す

日本全国でごみ焼却施設が老朽化するなか、ごみ処理の方法を模索する自治体が増えており、民間や近隣自治体の保有する焼却施設への処理依頼や、堆肥化、メタン化、飼料化のような中間処理施設による資源化など、さまざまな方策が検討、実施されている。

一方で、埋め立てがごみ処理の主流となっている海外では、生ごみを堆肥化するため一次処理を家庭に義務づけたり、自治体が生ごみの回収とその資源化に取り組んだりする地域が増えている。

日本の国土は狭く、人口の減少もあり、ごみの焼却施設の新設や維持管理をできる地域は限られている。処理方法のひとつである堆肥化に関しては、居住空間が狭い共同住宅ではコンポストの設置スペースの確保が難しい、また家庭で処理した際の堆肥の活用方法がないといった課題もある。


このような背景を踏まえ、コミュニティ単位で共同でコンポストを運営し、家庭からのごみ排出量の削減と、堆肥化してコミュニティのガーデンへと還元する循環サイクルの生成に寄与したいとの考えから、今回のプロジェクトが開始された。

みみずコンポスト「mimicom」を設置

プロジェクトの第1弾となるコンポストは、みみずコンポスト「mimicom(みみこん)」だ。

「mimicom」は、葉山の廃材アンティークショップ「桜花園」にて調達した「蒸し器」をリユースし、鎌倉に住む人々とのDIYにより作られた。鎌倉近郊のみみずコンポストに生息していたみみずを譲ってもらい、コミュニティコンポストをスタートした。コワーキング、イベント、実証実験の拠点「はつひので」の利用者にコンポストを開放する。

今後の展開

収穫できた堆肥は、「はつひので」のプランターでのハーブ栽培や、public and coが管理する鎌倉市内のファームで野菜栽培に活用される予定だ。また、コンポストサイズの拡張、参加者に野菜やハーブなどを還元する循環の形成を目指している。


現在、鎌倉に住む人と働く人を対象に、このコミュニティコンポストへの参加希望者を募集している。コミュニティコンポストへの参加方法は、「生ごみを持ち込む」以外にも「勉強会に参加する」「自宅でコンポストあるいはコミュニティコンポストをはじめる」などさまざま。興味のある人は、参加希望フォームから申し込んでみよう。

材木座コミュニティコンポストプロジェクトオフィシャルページ:https://hatsuhinode.studio.site/news/lFW-2O9K
コミュニティコンポスト参加希望フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScl040Rem-q3ZmIeLcC18LfzMxacVq_7BAt8IkKAdGdF6neZQ/viewform

(yukari)

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