日経BPから、書籍『この保険、解約してもいいですか?』が、10月23日(月)より発売される。
保険の本質的なメリットを説く
家計を見直すとき、必ずといっていいほど、ターゲットになるのが保険だ。保険を解約すれば、家計はラクになるが、いざ解約するとなると、不安でためらうもの。
保険は大きな買いものであるため、加入するときにも、入っていいかどうか悩むだろう。しかし、保険の本質的な仕組みが分かると、入るべき保険はごく限られていると納得できる。NISAやiDeCoをきっかけに、投資に関心を持つ人が増える中、投資に回すお金をつくる上でも、保険解約は有力な選択肢なんだそう。
『この保険、解約してもいいですか?』1600円(税別)は、そんな保険にまつわる疑問や迷いにズバリ答える1冊。
同書の主人公は、保険に入りすぎている「五十嵐夫婦」。誰もが抱く素朴な疑問に、保険商品の仕組みから業界の裏事情まで知る著者・後田 亨(うしろだ とおる)氏が、とことんやさしく答えていく。
不要な保険を解約して、隠れた「埋蔵金」を掘り起こし、NISA・iDeCoに投資するお金をつくるという、家計改善の物語。ただの保険不要論ではなく、保険の本質的なメリットを説きつつ、「検討に値する保険」を、FWD生命、アクサダイレクト、都道府県共済などの具体的な商品名を挙げて紹介する。
こんな疑問や悩みに答える!
同書では、“「医療保険」は本当に必要?”、“「掛け捨て」の保険は、損なのでは?”、“子どもが生まれたら「学資保険」に入るべき?”、“販売員と付き合いがある。提案を断るいい方法を知りたい”のほか、“将来の国家財政が不安。民間の保険で備えるべきではないか?” などの疑問や悩みに答えてくれる。
著者は保険分野の第一人者といえる論者
著者の後田氏は、1995年から約15年間、大手生命保険会社と乗り合い代理店(※1)で、生命保険の営業職を経験。2007年に刊行した、初の著書『生命保険の罠』(※2)がベストセラーとなったのをきっかけに、その後独立し、現在は著述業と保険の有料相談を手掛けている。
昨年は、タレントの加藤浩次さんがMCを務めた、保険の要否に関する一連の動画(※3)が話題を集めた。経済評論家の山崎元氏も高く評価する、保険分野の第一人者といえる論者だ。
保険にまつわる疑問や迷いにズバリ答えてくれる『この保険、解約してもいいですか?』を、この機会に手に取ってみては。
※1 複数の保険会社の商品を販売する保険代理店のこと
※2 講談社+α新書から2007年刊行。2012年に文庫化(講談社+α文庫)
※3「生命保険は“損”なのか?保険相談の専門家たちが激論を繰り広げる【MC加藤浩次】」NewsPicks/ニューズピックス、2022年10月4日等
(江崎貴子)