日本未来支援機構が、11月3日(金)に、広島平和記念公園・平和の鐘付近にて、参加無料の「世界の子ども達へ届け!平和への祈り音楽祭」in HIROSHIMAを開催する。
世界の子ども達の幸せと平和を願う音楽祭
同音楽祭は、未来を託す子ども達を中心に、美しい音楽を通じて2024年にアフリカのゴレ島で開催予定の「平和への祈り音楽祭」に向けた架け橋となることを目的としているイベント。コンセプトは、“世界の子ども達の幸せと平和を願う”だ。
セネガルのゴレ島は、過去に奴隷貿易の中心地となっていた悲しい歴史を持ち、負の世界遺産として登録されている島。日本未来支援機構は、音楽祭を通じて、この負の世界遺産をいつまでも不幸な場所ではなく、音楽を通じて幸せな場所に変えて、セネガルの子どもたちが、世界の子ども達の幸せと平和を願い、新たなる出会いと可能性、そして未来を切り拓いていくことを目指している。
7本指のピアニスト・西川悟平氏が登場
今回の音楽祭には、東京2020パラリンピックの閉会式でグランドフィナーレを飾った7本指のピアニスト・西川悟平氏らによる演奏をはじめ、音楽祭の開催に賛同した広島副市長、駐日セネガル大使らも出席する予定。
「災害や戦争など悲しい出来事が起きてしまった場所から、未来を背負う子供達が中心となって、世界の子供達の幸せと平和を祈っていきたい。未来を背負う子供達が、平和・希望・愛に気づくことができるプロジェクトを行いたい。」という願いから音楽祭がスタートしたことから、11月を平和文化月間に定める広島市と一緒に、平和の大切さを世界に向け発信していく。
子どもたちによるピアノ演奏も
音楽祭の運営費は、遠州楽器のグランドピアノに現代日本画家・大竹寛子氏が平和の象徴を描いた、
PEACEピアノ「Psyche(プシューケ)」を販売した収益を充当。
当日は15:30開演~17:00終演予定で、PEACEピアノ「Psyche」のお披露目や、ピアニストの西川悟平氏、May(内田さつき)氏、
松村湧太氏によるピアノ演奏、子ども達による『キラキラ星』ピアノ演奏、全員で『We are the world』合唱&演奏が行われる。
クラウドファンディングも実施中
また、人々の力を借り、さらなる支援を実現するべく、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中。
「子ども達が、周囲にある平和・愛・希望に気が付くこと」「子ども達自らの手で、世界平和を未来へ紡いでいくこと」を目的とし、“友達になろう”をテーマに、現在戦争下に置かれているウクライナや日本をはじめとした世界の子ども達が広島に集合し、世界同時ピアノ連弾をメインコンテンツとした手を取り合う場作りを行っていく。
今後は、セネガル・ゴレ島やドイツ・ドイツ平和村のほか、ギリシャ、ブラジル、フランスなどでもコンサートを開催予定。日本で開催されるこの機会に、子どもたちの平和を願う音楽祭に参加してみては。
■広島平和記念公園
住所:広島県広島市中区中島町1-1-10
コンサート特設サイト:https://peace-children-festival.com/hiroshima/
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:世界中の子ども達が友達になって未来の平和を紡ぐー広島で平和音楽祭を開催したい
(佐藤ゆり)