純日本製羽毛布団を製造・販売する和雲は、寒がりな人や寒冷地に住んでいる人でも1枚で暖かく眠れる「斜めキルト」羽毛布団を10月21日(土)より販売開始した。
高級羽毛布団ブランド「和雲」
「和雲」は、「本物をつくる。」という理念を掲げた純日本製の羽毛布団ブランドだ。羽毛の精製から洗浄、縫製に至るまで、全て日本国内で行っている。
和雲は羽毛布団の製造工程や清浄度などの情報を積極的に開示。また、商品到着から60日間は返品可能とする「60日間トライアル制度」も実施している。
暖かさと軽さを両立した「斜めキルト」
羽毛布団を選ぶ際には、どのキルトタイプを採用しているのかが重要だという。同じ羽毛・生地でも、キルティングによって暖かさや軽さ、フィット感が変化するからだ。
そもそもキルティング加工とは、表生地と裏生地を縫い合わせてマス目を作り、中の羽毛が片寄らないようにする縫製技術のこと。
立体キルトだと熱が逃げてしまい、二層キルトだと重くなる。そんな両者の問題を解決したのが、「斜めキルト」だ。
「斜めキルト」は縫い目を斜めにして羽毛の部屋を重ねることで、熱を逃がさず、保温性を高めた。また、フィット性にも優れている。
さらに、二層キルトと違って余計な布を使わないためムレ感も少なく、肌寒い時期に長く活躍。暖かさと軽さを両立した、冬用のキルティングとなっている。
マイナス10℃でも保温性抜群
今回、和雲は「斜めキルト」羽毛布団の暖かさを検証した。
外部試験機関を利用し、立体キルトの一般的な羽毛布団と、「斜めキルト」で製造された和雲の羽毛布団を比較。室温をマイナス10℃に保った特殊な環境室で、布団を掛けた5分後の体の表面温度を赤外線サーモグラフィ装置で撮影した。
立体キルトの一般的な羽毛布団では、縫い目から冷気が入りやすいのに対し、和雲の「斜めキルト」羽毛布団は、縫い目が斜めになっていることで熱が逃げづらい仕様だ。そのため、マイナス10℃の過酷な環境下においても実験前より赤い部分が増え、体が暖まっていると判明した。
また、一般に保温性の高い寝具は通気性が低く、ムレやすい傾向が見られる。しかし、和雲のDown-Breathe生地はポリエステル生地に比べて約13倍の通気性があり、冬の寝汗に悩まされずにすむという。
暖かくて軽い「斜めキルト」羽毛布団で、冬も快適な睡眠を手に入れよう。
公式サイト:https://wakumo.co.jp/
(紫原もこ)