「おざわ商店」の代表・村岡伸哉氏が参加する愛宕連神輿改修プロジェクト委員会は、岐阜県下呂市金山町で毎年4月に開催される「柯柄八幡神社の春季例祭(金山祭り)」のシンボル神輿「花神輿」を持続可能な形へ改修するクラウドファンディングを、11月4日(土)~12月15日(金)の期間で実施中だ。
神酒を飲み交わしながら神輿を担ぐ
柯柄八幡神社の春季例祭(金山祭り)は、歴史ある岐阜県下呂市金山町の春祭り。地区ごとに氏神様である、西暦901年創建の神社「柄柯八幡神社」へ、美濃和紙で作られた鮮やかな花神輿を担ぎ、奉納する。
祭りは、地区ごとの神輿を共に創り、共に担いで1つのコミュニティになるために大きな役割を果たしてきた。全国でも珍しく、金山祭りでは神酒を飲み交わしながら神輿を担ぐ。
これまで4年間、コロナ禍の影響もあり中止になってしまっていた神輿が2024年4月に復活する。
作業負担を軽減し、持続可能なものに
これまで、美濃和紙を桜色に染めた和紙の花をつけた“しない”を250~300本、神輿の屋根に取り付けた「花神輿」は、完成までに2カ月間、地区住民総出で作業していた。
その作業負担を軽減し持続可能なものにしていくため、これまでの形にこだわるのではなく、神輿を今後長く地域で継承して使えるものに改修することを決定した。
愛宕連神輿改修プロジェクト委員会代表の土屋竹浩氏は、「岐阜県下呂市金山町では、過疎化と高齢化が進んでおり、地域の担い手が不足しています。一方で、地域に戻ってくるUターンや新しく地域に入ってくるIターンも少しずつ増え、地域の中で様々な新しい取り組みが広がっています。このような流れを受け、お祭りを1つのきっかけに、この地域に関わっていただける方との新しい出会いや繋がりが生まれることを目指しています(後略)」とコメントしている。
「柯柄八幡神社の春季例祭(金山祭り)」のシンボル神輿「花神輿」を持続可能な形へ改修するクラウドファンディングを、この機会にチェックしてみては。
ローカルクラウドファンディングOCOS:https://www.oco-s.jp/
プロジェクト名:飛騨金山祭りのシンボルお神輿を大改修 西暦901年創建の神社のお祭りを次の世代につなげたい! ~花神輿を持続可能な形へ改修するプロジェクト~
おざわ商店:https://ozawa-shouten.gifu.jp/
(江崎貴子)