千葉県千葉市の真ん中で“自分たちの住む街を楽しい街に”をコンセプトに店舗経営を行うジャンクションが、千葉市にある「Bistro Récolte(ビストロレコルト)」にて、2023年産ぶどうで造った千葉産の新酒を千葉食材とともに楽しむ「#ちばワインヌーヴォーPARTY 2023」を11月29日(水)に開催する。
ワイン生産地としてのプロジェクトを始動
ワインといえば、山梨、長野、東北、最近では北海道が有名で、千葉県は残念ながらワイン生産地としては全くの無名。創業90年超の「齊藤ぶどう園」でさえもあまり知られていないが、ここ数年で3軒のワイナリーがオープンし、2023年末にはもう1軒オープンする。
そこで、ワイン生産地としての未来を現実として思い描くことができるのではという思いから、今春、4ワイナリーが集結し「#ちばワイン」というプロジェクトをスタート。
この4軒をつなげるサポートをしたのが、「Bistro Récolte」の大塚店長だった。「Bistro Récolte」は、千葉県内の食材を、自然派ワインや日本ワイン、クラフトビールと一緒に楽しめるお店として親しまれている。
そんな縁から、6月に同店にて「#ちばワイン」として初のイベント「ちばワインをみんなで応援しようディナー」を開催。好評を博したという。
そしてこの11月、2023年産ブドウを使った新酒(ヌーヴォー)がリリースとなり、プロジェクト発足後初のヌーヴォーリリースということで、各社そろって11月25日(土)を解禁日と定めた。「Bistro Récolte」では4社のヌーヴォーを集め、マリアージュとして千葉県食材の料理を用意して、リリースパーティーを開催する。
ワイナリー4社が参加
参加ワイナリーは、「齊藤ぶどう園」「Sawa Wines」「船越ワイナリー」「COQ WINERY」の4社。
「齊藤ぶどう園(横芝光町)」は、1930年創業の千葉県最初で最古のワイナリー。現在では2代目貞夫さんの孫娘齊藤雅子さんが長野や山梨でワイン造りを学び、少量生産で特徴的なワインを作り続けている。
「Sawa Wines(八街市)」は、八街で2010年よりブドウ栽培を開始し、2021年に醸造免許を取得。自園葡萄だけで高品質なワイン造りを目指している。
「船越ワイナリー(多古町)」は、2020年に千葉県で2番目にできたワイナリー。“ワインを愉しむ豊かな時間“をコンセプトに、地域の人々の毎日に寄り添うようなワインを造っている。
「COQ WINERY(船橋市)」は、『図解 ワイン1年生』などの著書で有名な小久保尊さんが2021年に立ち上げた、畑を持たない都市型ワイナリー。船橋駅から徒歩圏内でワイン造りを行っている。
「ベーリーA×酒粕スムージー」も登場
また「Bistro Récolte」では、今年6月に6周年を迎えたことを記念し、山武市「KANKIKU BREWERY」に依頼しオリジナルビールを製造。
「KANKIKU BREWERY」の母体は酒蔵「寒菊銘醸」で、最近では酒粕を使ったスムージービールが大人気ということで、「Sawa Wines」のマスカット・ベーリーAと、山武市「サンバファーム」の生姜を使用して酒粕スムージーを醸造した。今回のヌーヴォーリリースとあわせて披露される。
イベントは90分制で6,600円(税込)。18:00~21:30のうち好きな時間帯を指定できる。参加希望者は同店に電話で申し込みを。
「#ちばワインヌーヴォーPARTY 2023」に参加して、千葉で造ったワイン&ビール、千葉食材の料理を堪能してみては。
Bistro Récolte(食べログ):https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12042341/
※料理画像はイメージ
(山本えり)