広島県呉市の公衆浴場「赤ビル温泉」を営業する赤ビル3C＆Spaは、12月8日(金)に、赤ビル温泉に併設される宿泊施設「Red Submarine」の営業を開始した。

潜水艦で生活するような体験を提供

「Red Submarine」は、宿泊するゲストに、まるで乗組員の1人として潜水艦で生活するような体験を提供することで、呉の魅力を満喫してもらうことを目指している。

施設内には、円筒形の内殻をイメージした天井や、露出配管、赤色灯など、潜水艦の気分を感じられるデザインや装飾を採用している。

呉らしいコンセプトゲストハウスで船舶ファンの聖地を目指す

呉市は、広島県の南西部、瀬戸内海のほぼ中央部に位置しており、天然の良港として知られている。古くは村上水軍、明治以降は帝国海軍、現在は海上自衛隊の重要拠点となっている。

戦前は東洋一の軍港とも呼ばれ、戦艦大和など、多くの軍艦が開発・建造された。2016年には「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴 ～日本近代化の躍動を体感できるまち～」として日本遺産に認定されている。

赤ビル3C＆Spaの代表取締役である小島真帆氏は、「元乗組員の父の協力で実現した、呉らしいコンセプトゲストハウスで、銭湯とサウナも楽しめます。全国の船舶ファンの聖地となるような施設を目指し、大人から子供まで楽しめる交流の場となることを願っております」と話している。

寝室は全部で6室

寝室は計6室で、士官寝室風のドミトリーが1室、シングルの個室が2室、

ダブルの個室が2室、ツインの個室が1室用意されている。

共有リビングは士官室のようなデザインになっている。

船舶の町・呉市にオープンした「Red Submarine」の世界観を体験してみては。

■Red Submarine
住所：広島県呉市中通2-4-5赤ビル4階
宿泊定員：15名
URL：https://red-submarine.com/

(yukari)