京都eスポーツ振興協議会が、11月の連休中に行われた「京都サンガスタジアム ニュースポーツフェス」の一環で、日本ドローンサッカー連盟によるドローンサッカーのイベント「Drone Soccer 2023 JDSF Official Exhibition Game~All-star competition in サンガスタジアム~」を開催した。
どんな人でも楽しめるバリアフリー競技
ドローンサッカーとは、5人対5人で、球状の専用ドローンボールを、空中に設置されたリング状のゴールに入れて得点を競い合う最新戦略型チームスポーツ。子どもからシニア層まで、いろいろな世代の男女が、健常者・障がい者も関係なく同じフィールドで一緒に楽しめるバリアフリーな競技だ。
また、競技を通じてドローンボールの操縦に習熟することで、将来有望とされるドローン飛行技術の習得・向上や、元気なシニア層の身体知の維持向上にもなり、家族や学校、企業、地域のコミュニティなどでの、チームプレイの楽しさとチームワークやコミュニケーションの醸成にもつながっていくとしている。
優勝は兵庫県の「Tanu Rabbit」
ドローンサッカーのイベントは、連休中の11月4日(土)に、「京都サンガスタジアム ニュースポーツフェス」や「亀岡市サンガスタジアムまるごと子育てフェスタ」で賑わう京都サンガスタジアムミックスゾーンに設けられた特設会場にて開催。全国から、国内class20ランキングTOP選抜の以下8チーム・選手50人が集まり、賞品総額30万円の獲得を目指して、善戦が繰り広げられた。
優勝したのは、2022年度優勝チームメンバーから新たに誕生した個性豊かな兵庫県のチーム「Tanu Rabbit」だ。
未経験者のドローンサッカーを体験
さらに、特設会場には大会用フィールドの横には体験用ケージも設けられ、直径40cmのドローンボールを使用する「class40」のTOP選手によるPKデモンストレーションも実施。
「class40」は、最高速100km/hにもなる高速競技で、PKデモンストレーションでも、トップ選手による迫力あるゴールシーンが披露され、観戦者の驚きの喚声を浴びて、大いに盛り上がったという。
同じく、特設会場の体験エリアでは、ドローンサッカーに興味のある人、初めてのドローンを操作してみたい人など、101人がドローンサッカーにチャレンジ。同競技は、ジェンダーフリー・エイジフリー・バリアフリーの3つのフリーを可能にするeスポーツの特徴に、スピード・音・光・衝撃・風圧などのリアルの要素が加味され、新しい感覚のスポーツの魅力がある。
体験会の参加者の半数は10代の少年少女で、インストラクターからコントローラーの操作説明を受けて、すぐに自分でドローンが飛ばせたことに感激し、少し慣れてくるとゴールも決めることができて大喜びをするなど、楽しむ姿が見られた。
HPで大会の様子をチェック!
HPでは、大会の様子を公開中。どんな人でも楽しめるドローンサッカーの次回大会もお見逃しなく!
大会レポート:https://japan-dronesoccer.com/news/report/13228/
公式HP:https://www.BeSporter.jp/Kyoto2023/
(佐藤ゆり)