創業126年の歴史をもつお茶の老舗「川本屋茶舗」を運営する川本屋商店は、12月1日(金)に日本茶スイーツブランド「CHAGASHI」をローンチし、同社が運営するオンラインショップならびに実店舗にて販売している。

CHAGASHIについて

今回ローンチした新ブランド「CHAGASHI」では、日本茶とのマリアージュを楽しめるスイーツを作りたいという想いから、香り高い日本茶をふんだんに使ったガトーショコラやパウンドケーキを販売。

これらの日本茶スイーツは、年間約50万個を販売してきた川本屋商店を代表する看板商品でもある。

「川本屋茶舗」では、全国有名茶産地のお茶を取り揃えているが、玄米茶、ほうじ茶、抹茶などの日本茶は年々消費量が減少している。お茶の生産者はとくに一番茶(4月頃に店頭に並ぶ新茶)を多く販売することで生計を立ているが、急須で淹れる急須茶の需要の落ち込みが顕著であり、後継ぎ不足や高齢化もあいまって、同社が主にお茶を仕入れている静岡・京都の生産者が疲弊しているという現状があるという。

川本屋商店は横浜・伊勢佐木町で100年以上店舗を構え、日本を代表する文化の一つである日本茶の魅力を届けてきた。同社が大切に考えている生産者の課題解決に貢献しながら、海外を含めたたくさんの人にもっと日本茶を楽しんで欲しいという想いから、およそ2年の歳月をかけて「CHAGASHI」を準備した。

テーマは「横濱温故知新」

「CHAGASHI」ローンチにあたり制作した新しいキービジュアルは、「横濱温故知新」をテーマに、川本屋商店が100年以上店舗を構えている、古き良き時代の伊勢佐木町をモデルに、懐かしいのにどこか新しさを感じさせるビジュアルにした。

また、パッケージや包装紙、

ショッパーもデザインを一新。おしゃれでパッと目を惹くデザインに生まれ変わった。

「CHAGASHI」展開スイーツ

「CHAGASHI」では、なめらかな口どけのガトーショコラ「CHAGASHI ショコラ」(宇治抹茶・チョコレート・ほうじ茶)、

着色料・保存料・香料を一切使わずに焼き上げた自家製のパウンドケーキ「CHAGASHI パウンド」(宇治抹茶・和紅茶・ごぼう茶・ほうじ茶・和の果実・玄米茶・玄米ちょこ・桜の香り・あんず・かぼちゃ・横濱さつまいも)を展開している。

伊勢佐木町「川本屋茶舗」もリニューアル

今回の新ブランドのローンチに先駆けて、伊勢佐木町の「川本屋茶舗」実店舗もリニューアル。

ショールームとしての機能を持たせた店舗でありながら、若年層の利用者が増えたことで売上も以前より大きく伸びているそうで、伊勢佐木町で100年以上続くお茶の老舗として新たなファンを獲得している。

ティータイムという言葉があるように、お茶は人の心を安らげてくれるもの。少しひと息つきたいとき、大切な人をもてなしたいとき、自分にごほうびをあげたいとき。創業126年の横浜のお茶の老舗「川本屋茶舗」が届ける日本茶スイーツブランド「CHAGASHI」で、そんな豊かな時間を過ごしてほしいという想いが込められている。

この機会に、日本茶スイーツブランド「CHAGASHI」をチェックしてみては。

■川本屋茶舗
住所：神奈川県横浜市中区伊勢佐木町6-146
公式サイト：https://www.kawamotoya.com/
通販サイト：https://www.yokohama-kawamotoya.com/

(角谷良平)