内閣総理大臣表彰受賞団体「全国こども福祉センター」理事長の荒井和樹氏と、刊行1万3千部『15歳からの社会保障』の著者・横山北斗氏が語る対談イベント「個人と環境に働きかけるソーシャルワーク実践について考える -出版に焦点を当てて-」が東京大学駒場キャンパスにて、12月16日(土)に開催される。
荒井氏、横山氏がソーシャルワーク実践について語る
“ソーシャルワークは、社会変革と社会開発、社会的結束、および人々のエンパワメントと解放を促進する、実践に基づいた専門職であり学問である”。これは、国際ソーシャルワーカー連盟の総会で採択されたソーシャルワークの国際的な定義だ。
「個人と環境に働きかけるソーシャルワーク実践について考える -出版に焦点を当てて-」ではその定義を踏まえ、「出版」に焦点を当て、個人と環境に働きかけるソーシャルワーク実践について考える機会をつくりたいと考え企画された。
荒井氏の著書『子ども・若者が創るアウトリーチ』では、子どもを支援対象者として捉えるのではなく、解決に取り組む主体として認めることの重要性と、支援を拒む子どもや若者の立場からアウトリーチの目的や方法について問い直す。
また、横山氏の著書『15歳からの社会保障』では、申請主義による社会保障制度のアクセシビリティの問題を、権利の問題、スティグマの問題として捉え、若者が社会保障について知る重要性やその方法について言及する。
意見交換やQ&Aセッションも
「個人と環境に働きかけるソーシャルワーク実践について考える -出版に焦点を当てて-」では、荒井氏と横山氏が、どのような問題を認識し、それぞれの著書を含め、どのように取り組んできたのか、その経験や事例を共有する。その後、意見交換やQ&Aセッションなどを予定している。
参加希望者は申し込みフォームより申し込みを。
登壇者プロフィール
荒井和樹氏は、全国こども福祉センター 理事長、中京学院大学短期大学部・専任講師、保育士・社会福祉士。主な著書に『子ども・若者が創るアウトリーチ 支援を前提としない新しい子ども家庭福祉』(せせらぎ出版)がある。
横山北斗氏は、Social Change Agency代表理事、武蔵野大学人間科学部・非常勤講師、社会福祉士。著書に『15歳からの社会保障 人生のピンチに備えて知っておこう!』(日本評論社)がある。
この機会に、「個人と環境に働きかけるソーシャルワーク実践について考える -出版に焦点を当てて-」に参加してみては。
■個人と環境に働きかけるソーシャルワーク実践について考える -出版に焦点を当てて-
開催日時:12月16日(土)14:00~16:00(開場13:30~)
会場:東京大学 駒場キャンパス KOMCEE303
住所:東京都目黒区駒場3-8−1
申し込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/1ZuJr0usVvo7KyNiBYt1KTpeC3J6_Tw6wjbfezHqNQOc/viewform?edit_requested=true
(角谷良平)