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ラオスの障害児が多く学ぶ小学校で障害児支援事業を実施&オンラインライブ開催

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カンボジア、ラオス、ベトナムで教育・福祉支援を行っているエファジャパン(エファ)は、ラオスでの障害児支援事業「思考とスキル向上のための読書推進プロジェクト」について報告するため、オンラインイベント「ラオス出張報告オンラインライブ」を12月21日(木)20:00~20:50に開催する。

ラオスの小学校を視察しその様子をシェア


エファでは12月にラオスの小学校を視察し、その様子をシェアする報告会を実施する。現在ラオスでの事業を支えているのは、2023年3月に行ったクラウドファンディング「本の飢餓から子どもたちを守りたい。ラオス障害児にバリアフリー図書を」に協力した人たちの支援だ。

113名もの人から合計1,063,500円の支援があったそうだ。多く人の協力によるこの取り組みについて、現在の状況を「ラオス出張報告オンラインライブ」にて報告をする。

ラオス出張報告オンラインライブ概要

「ラオス出張報告オンラインライブ」はZoomによるオンライン開催。参加費は無料で誰でも参加可能だ。また、ビデオオフ・マイクオフでの「耳だけ参加」も大歓迎だという。参加希望者は、申込フォームより受付を。申し込み締切は、12月21日(木)午前12:00となっている。

登壇者プロフィール


「ラオス出張報告オンラインライブ」登壇者の関尚士(せき・ひさし)氏は、1990年にシャンティ国際ボランティア会(当時の曹洞宗国際ボランティア会)へ入職。1998年にラオス人民民主共和国へ赴任し、初等教育教育副教材の開発・普及や家庭、地域社会、学校、教育関係機関が参画した統合的地域教育環境改善事業の普及推進推進に取り組む。

2003年に帰国し、緊急救援室室長に着任。その後、国内事業部門の統括を経て、2008年4月に事務局長職に就任。2020年3月まで同職を務める。

2020年4月、紛争や貧困、身体的な障害などの理由で「学ぶ」ことが困難な状況におかれている子どもたちに、教育と福祉サービスの機会を届けるエファでの活動を開始。理事・事務局長職に就任、現在に至る。

ラオスの障害児を取り巻く課題


ラオスでは、2~4歳までの子どもの2%に障害があるという(※)。子どもが障害者となる主な原因は、母親の妊娠時・出産時の課題、怪我や病気、不発弾の被害によるものだそう。なおラオスは「世界一不発弾が残る国」ともいわれている。

ラオスでは、障害がある子どもは、障害のない子どもよりも虐待、暴力、搾取のリスクが高いといわれている。学校でも教員が障害児への教え方がわからない、適した教材がないなどの課題から、質の高い教育を受けることが困難だ。

障害があっても自分たち子どもには権利があること、健康を害した時の対処方法、生活を守るための法律などを知らない状況なのだという。

エファは、障害児が多く学ぶ小学校で「思考とスキル向上のための読書推進プロジェクト」を展開し、移動図書館の実施、教員へのトレーニングの提供、教材開発などを行っている。

小学校の先生や子どもたちのインタビューを交えながら、現地の最新状況を報告するという「ラオス出張報告オンラインライブ」に参加してみては。

■ラオス出張報告オンラインライブ
日時:12月21日(木)20:00~20:50
場所:オンライン開催(Zoom)
参加費:無料
申し込み締切:12月21日(木)12:00
申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeACrcoSvdnTjvK8Rrnj4fKJp0iDJ2H25ndfEyMx4RzSurKJQ/viewform

※2017年ラオス社会指標調査より

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