焼酎ツーリズム実行委員会は、2024年2月11日(日)9:00〜17:00に、鹿児島県いちき串木野市・日置市にて「焼酎ツーリズムかごしま2024」を開催する。また、翌12日(月)にはアフターイベント「そつのんごろカレッジ」も開催する。
芋焼酎が生まれた土地で、芋焼酎を飲む
「焼酎ツーリズムかごしま2024」は、鹿児島県いちき串木野市と日置市にある9つの焼酎蔵を巡回バスで周遊しながら、焼酎蔵とその地域をまるごと体感できるイベントだ。
鹿児島の風土が育んできた芋焼酎とその文化は、それが生まれた土地、場所で呑むことで初めて理解が深まるのではないか。そんな思いをもとに行われる同イベントは、芋焼酎が造られる現地でしか感じることのできないそれらの魅力を五感で体感することができる。
同イベントは、「参加者に各焼酎の繊細な差異や蔵ごとのこだわり・産地の特徴などへの理解を深めてもらい、新たな焼酎ファンを獲得する」「参加者が焼酎の産地を散策し、飲食や買い物、宿泊をすることで、地域に経済的な影響を生み出す」ことを目的としている。
焼酎ツーリズムかごしまの特徴
同イベントでは、公共交通機関ではなかなか訪れることができない焼酎蔵間を、この日だけ運行される周遊バスで移動できる。
各焼酎蔵では、杜氏と対話しながら焼酎をテイスティング。お気に入りの焼酎を見つけるチャンスとなっている。なお、飲み放題ではない。
各焼酎蔵周辺を歩いて散策することで、焼酎が生まれた地域の風土や文化を直接体感できるのも特徴だ。
さらに、焼酎業界の未来を見据え、各焼酎蔵の若手職員や発酵を学ぶ学生などが実行委員会に参加。会社の垣根を越えてイベントの準備を進めているという。
チケットは税込8,000円、定員は200人
チケットは税込8,000円で、乗り放題バスチケット、エリアマップ、お湯割りグラス、オリジナルホルダーが特典として含まれる。20歳以上であれば誰でも参加でき、定員は200人。チケットは現在販売中で、webサイトの申し込みフォームより購入可能だ。
アフターイベント「そつのんごろカレッジ」も
さらに、翌日12日(月)にはスピンオフイベントとして「After tourism 焼酎(そつ)のんごろカレッジ」も開催。焼酎に関わる今の事象を知り、学び、理解できる場となっている。
実施時間は10:00〜17:00。10:00〜10:20に1日の授業内容の説明があり、10:20〜11:30にワインツーリズム大木貴之氏による講演「ツーリズムで現れる地域の変化」、11:45〜12:15に鹿児島国際大学経済学部による「経済・文化からみた酒と鹿児島」研究発表が行われる予定だ。その後、給食をはさみ、13:30〜14:15に「さつまいも市況・基腐病と対策・生産者の現状」、14:25〜14:35に鹿児島県酒造組合専務理事 田中完氏(そつのんごろカレッジ学長)挨拶、14:45〜16:15に焼酎蔵トークセッション「焼酎ツーリズムからみる鹿児島の未来予想図」、16:15〜17:00に終わりの挨拶という予定となっている。
開催場所は濵田酒造の伝兵衛蔵で、料金は無料、入退室自由。
この機会に、焼酎蔵と、蔵のある地域を満喫してみては。
チケット購入:https://shochutourism.jp/2024/ticket/
(オガワユウコ)