ドキュメンタリー映画制作やコマーシャル制作、ミニシアター運営などを行なってきたアウトクロップが、秋田県秋田市に、カフェや宿泊、オフィスの機能をもつ複合拠点「Atle DELTA」を2024年春にオープンする。
業種や世代を超えた人が集まる「共創の場」を目指して
「Atle DELTA」は、同じく秋田市に拠点を置く東北物産の4階建アパートを借り受けて活用。内装の解体を経てリノベーションし、レンタルオフィス機能をはじめ、リモートワークなどで利用可能なコワーキングスペースや撮影スタジオを整備。さらにはカフェや宿泊の機能も備えた複合施設となっている。
秋田市近郊の学生や都市部に居住するリモートワーカー、海外からのバックパッカーなど、業種や世代を超えた人が集まる「共創の場」を目指している。
カフェスペースは地域と世界とが出会い、交流する場として。宿泊スペースはワーケーション利用などによる関係人口創出や移住体験の場として。ワークスペースは起業相談や業種を超えた協業の場、若者がスキルを活かせる場として。
そして、施設全体では大学間連携や各種イベント、情報発信の場として。点と点を結び、新しい線、新しい価値を創り出す場所を目指している。
各フロアの機能について
建物の1階、2階、4階は、フロアごとにそれぞれ別の機能を設けている。
1階は地域に開かれたカフェスペース。ここではコーヒーなどのドリンクや、デリボックスなどの軽食が提供される予定だ。建物内のワークスペースを利用する人々の休憩場所、食事場所になることはもちろん、地域の人々の憩いの場にしたいと考えているという。
2階は短期滞在向けのホステルやコンセプトルーム、中長期滞在用のレジデンス設備を含んだ宿泊エリア。宿泊施設を作るのは、4階のワークスペースを利用する人々にゆったりとした気分で滞在してほしいという思いや、バックパッカーをはじめとする海外からの旅行者に利用してもらいたいという考えがあるとのことだ。
4階は、コワーキングスペースやレンタルオフィス、撮影スタジオなどが整備されたワークスペース。アウトクロップの新オフィスもここに移転し、利用者と同じ空間で日々の業務に取り組むという。フロア全体で高速のWi-Fiが利用可能だ。
長期契約の利用者は、夜間や休日もカードキーでの入室が可能。監視カメラやオートロックでの入退出管理システムが導入されるため、セキュリティ対策もバッチリだという。
『MAKING DELTA』を公開
現在「Atle DELTA」のプロジェクトについてリアルタイムで共有する映像シリーズ『MAKING DELTA』を公開中だ。プロジェクトチームのメンバーの思いや秋田の現状、プロジェクトの背景が伝わるようなストーリーになっている。
クラファン実施中
また、「Atle DELTA」完成に向け、クラウドファンディングを実施している。
「Atle DELTA」に興味のある人は、『MAKING DELTA』やプロジェクトページをチェックしてみては。
『MAKING DELTA』:https://youtu.be/RfLQDsatxc4
「MotionGallery」:https://motion-gallery.net/
プロジェクト名:[Atle DELTA] 地域と世界が出会う。課題解決とクリエイションの拠点を秋田に!
(yukari)