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骨髄バンクの周知を目指すカプセルトイ「骨髄ドニャー」製品化に向けクラファン実施中

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カプセルトイメーカー「ブライトリンク」と、プロダクト開発チーム「専業ムフ」は、骨髄バンクをもっと多くの人に知ってもらうために企画したカプセルトイ「骨髄ドニャー」の製品化プロジェクトを、日本骨髄バンクの設立記念日である2023年12月18日(月)よりMakuakeにて開始している。

骨髄ドニャーについて


「骨髄ドニャー」は、骨髄採取に使われる医療用ドレープを腰にかけたネコのキャラクターフィギュアと、骨髄バンクのことがよくわかるミニパンフがセットになったカプセルトイだ。


ネコの種類別に全5種のラインナップとなっており、Makuakeで量産のための資金調達が成功した後に、1回300円のカプセルトイとして、全国での販売を目指す。


また、付録のミニパンフでは、骨髄バンクや骨髄ドナーについて、わかりやすく、楽しく学べる。


「骨髄ドニャー」を購入することで骨髄バンクへの理解を深め、より多くの人に骨髄ドナーへの登録をしてもらうことを目標としている。

開発のきっかけ


「骨髄ドニャー」開発のきっかけは、血液の難病治療のため骨髄移植が必要な田中謙智(けんち)くんの父、田中浩章(ひろあき)さんから骨髄バンクの現状と課題を聞いたことだったそうだ。


有名水泳選手が白血病を公表した2019年は5万9,994人だった新規ドナー登録者が、新型コロナが発生した2020年は2万8,904人と激減。2020年から徐々に増加してきてはいるもののその伸びは鈍化している。


また、毎年、年間骨髄移植を希望する患者は約2,000人いるのに対し、実際に骨髄移植を受けられるのは半数の約1,200人だ。骨髄バンクで自分に会う骨髄ドナーを探しても見つからない場合や、見つかったとしても仕事等の都合で提供できなかったり、そもそも連絡がつかなかったりすることもあるという。


さらに、骨髄バンクへのドナー登録は18~54歳という年齢制限がある。2023年3月末時点の骨髄ドナー登録者約54.4万人のうち、今後10年で登録が抹消されてしまう45~55歳の登録者数は全体の40.78%を占めており、未来にわたって骨髄バンクという仕組みが機能し続けるためには、若い世代の登録を増やすことが課題となっている。

登録者が激減しており、若い世代の登録者が求められている骨髄バンクへの新規の登録者を増やすべく、いま若い世代から人気であり、かつコロナ禍でも非接触で購入できることから市場を拡大させてきたカプセルトイを活用すれば、骨髄バンクと社会との新たな接点にできるのではないか。そのような考えで企画開発されたのが「骨髄ドニャー」だ。

売上の一部を骨髄バンクへ寄付


今回のプロジェクトは、目標金額100万円のALL or Nothingで実施し、応援購入で集まった資金は、金型製作費用、全国で販売するための量産費用に活用される。


プロジェクトのサクセス後は、実際に販売してくれる流通に商談を行い、全国販売を予定。そこから必要最低限の人件費、必要経費を除き、日本骨髄バンクに寄付することを予定しており、寄付金は骨髄移植を必要とする患者のために使用される。

骨髄バンクをもっと知ってもらいたい!という想いから生まれたカプセルトイ「骨髄ドニャー」のプロジェクトを支援してみては。

Makuake:https://www.makuake.com/
プロジェクト名:骨髄バンクをもっと知ってもらいたい!カプセルトイ「骨髄ドニャー」製作プロジェクト

(角谷良平)

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