SASUKE TOKYOは、愛するペットの3Dデータを取得し、スマホやARゴーグルを使って、蘇らせる(再会)ことができるサービスを開発、1月12日(金)に「再会XR」として、サービスを開始する。さらに、生成AIを使って、今までの行動や鳴き声を再現するような、高い価値があるサービスも提供する。
「再会XR」立ち上げのきっかけ
SASUKE TOKYO代表の家には、18歳の愛犬がいる。人間でいうと90歳を超える老犬だ。
愛犬が生存している間に、3Dデータを残しておきたい、そしてスマホARやMRゴーグルを使って、いつでも愛犬の普段の様子を見ていたいと思ったのがきっかけとなり「再会XR」は誕生した。
ペットのミニチュアの制作や羊毛フェルトで作るぬいぐるみはあったが、検索しても、知人に聞いても、「再会XR」のようなデジタルサービスが見当たらなかったという。
そこで、デジタルコンテンツの開発会社に10年間勤めていた知見を生かし、このビジネスを立ち上げたそうだ。
サービスの流れ
3Dのスキャンに関しては、ピンスタジオに依頼し、3Dデータの補正まで行ってもらう。その後、SASUKE TOKYOの方で3Dデータの中にボーンを入れ、アニメーションさせる。そのデータをAR化し、ユーザーに提供する。
サービス内容
サービスA「スマホARで再会コース」は、最新のフォトグラメトリー技術で、ペットの立体データを取得することができ、スマホARで、ペットが家の中に現れ、いつものような行動を垣間見ることができる。オプションとして、特徴的な動き方や鳴き声などを再現することも可能だ。
サービスB「MRゴーグルで再会コース」は、最新のフォトグラメトリー技術で、ペットの立体データを取得することができ、ARゴーグルを装着すると、ペットが家の中に現れ、いつものような行動を垣間見ることができる。こちらも、オプションとして、特徴的な動き方や鳴き声などを再現することも可能だ。
サービスC「メタバースコース」は、3Dで撮ったペットアバターがメタバースの空間で散歩ができたり、他のペットと遊んだり、飼い主同士のコミュニケーションスペースがあったり、さまざまなリアルではできない体験がメタバースの中で可能となる。なお、現在開発中だ。
「ペットロスの解消」に寄与するためにスタートする「再会XR」をチェックしてみては。
再会XR:https://sasuketokyo.com/reunion-xr/
(角谷良平)