ファイテックは1月7日(日)、令和6年能登半島地震により、避難所での生活を余儀なくしている被災者に対して、エアーベッド260個を寄付した。
エアーベッドを260個寄付
被災地では、1月8日(月)14時の時点で避難者の数が2万8千人を超えており(石川県危機管理監室発表)、長期化が予想される避難生活への対応も課題とされている。
ファイテックは、今回、なにを寄付することが被災者の助けになるかを考え、エアーベッド260個、及び被災地でも簡単に空気を入れることができる電池式エアーポンプ16個を義援物資として寄付した。過去の災害支援の経験から、被災者からの「固い床で避難生活をするのはとても辛い」という意見を多く聞いたこと。また、今回の地震は真冬の災害で、避難所に十分な暖房がない状況が予想されており、低体温症やエコノミークラス症候群への対策が必要と考えたからだ。
石川県珠洲市の飯田高校、蛸島小学校へ納品
今回の地震災害では現在、倒木や道路の亀裂などにより義援車両による渋滞が発生していることも原因となり「被災地に必要な物資が届かない」という情報を得て、単独で支援活動をするのではなく、ファイテックの義援物資は危機管理アドバイザーである危機管理教育研究所 国崎信江氏の呼びかけに賛同した企業や団体の義援物資と合わせて、危機管理教育研究所の義援物資輸送車に混載して被災地に届けた。
ファイテックの義援車両は、新潟県妙高市の道の駅あらいにて、危機管理教育研究所へ義援物資を託し、石川県珠洲市の飯田高校、蛸島小学校へ納品された。
実際の現場では、危機管理教育研究所「Team KUNIZAKI」のスタッフが電動空気入れを使用し、エアーベッド設置の支援も行われた。
これからも利他の精神で社会に貢献していく
ファイテックは2018年に起きた北海道胆振東部地震や、2019年に発生した千葉県の台風15号、19号の被災地などに出向いて数々の災害支援活動を行ってきた。
ファイテック代表取締役である林氏の「利益は社会からの預かりものである」という考えから、人の命を守るため、ファイテックはこれからも利他の精神で社会に貢献していくという。
エアーベッド260個を緊急支援したファイテックの今後にも注目していきたい。
ファイテック:https://fitech911.com/
(角谷良平)