女性のための循環器病予防・啓発プロジェクト「Go Red for Women Japan」は、赤をまとい女性の心臓病を考える健康セミナー「日本循環器協会 Go Red for Women Japan 女性のココロと心臓のはなし」を、2月2日(金)13:00~15:00に東京大学 鉄門記念講堂にて開催する。現在参加者を募集中だ。
「Go Red for Women Japan」始動
「Go Red for Women」は、米国心臓協会(AHA)が20年前より展開する女性の心臓病に特化した疾患啓発活動。米国ではこの活動の一環として毎年2月の第1金曜日を「National Wear Red Day(赤をまとう記念日)」に指定し、心臓病啓発イベントを開催している。
このたび日本でも「Go Red for Women Japan」としての活動を開始し、始動第1弾イベントとして公開セミナー「女性のココロと心臓のはなし」を開催することとなった。
“女性と心臓病”について考える健康セミナー
心臓病を含む循環器疾患は男性の病気というイメージがあり、診断や検査値の基準も男性のものが多く示されてきた。しかし日本では、心臓病はがんに次いで女性の死因第2位となっており、決して“男性の病気”というわけではない。
今回のセミナーは、多くの女性に心臓病について知ってもらうための健康セミナー。当日は、米国の「National Wear Red Day」心臓病啓発イベントにならって、服、マフラー、ピンバッチなど赤いものを身に着けて参加しよう。心臓病だけでなく、女性ならではの悩みも紹介する。
参加費は無料。参加者にはオリジナルマイバックがプレゼントされる。定員は300名で、申込先着順となっている。
講演とパネルディスカッションを実施
「第Ⅰ部 講演」では、金沢医科大学 臨床教授(医師)の赤澤純代氏が座長を務め、イーク表参道 副院長(医師)の高尾美穂氏による「女性のこころとからだの話」、三重大学 教授(医師)の坂東泰子氏による「女性に知って欲しい心臓のハナシ」、大阪医科薬科大学 講師(医師)の神吉佐智子氏による「女性の体調を整える東洋医学の知恵」、北里大学 教授(医師)の東條美奈子氏による「Go Red for Women Japanの紹介」が実施される。
「第Ⅱ部 パネルディスカッション」では、榊原記念病院 副院長(看護師)の池亀俊美氏、東京家政大学 教授(医師)の佐藤加代子氏、心臓弁膜症ネットワーク 理事(患者会)の寺田恵子氏、湘南大磯病院 副院長(医師)の高橋佐枝子氏による「更年期障害と不整脈のお話」を実施。進行はフジテレビジョンの木幡美子氏が務める。
参加希望者は、イベント詳細ページより申し込みを。先着順となっているので、気になる人はお早めに。
健康セミナー「女性のココロと心臓のはなし」に参加して、“女性と心臓病”について考えてみては。
Go Red for Women Japan HP:https://grfw-j.j-circ-assoc.or.jp/
イベント詳細ページ:https://grfw-j.j-circ-assoc.or.jp/event/seminar_240202/
■東京大学 鉄門記念講堂
住所:東京都文京区本郷7-3-1 医学部教育研究棟14F
※Go Red for Women®ならびにNational Wear Red Day®はAHAの登録商標です。
(山本えり)