岐阜市柳ヶ瀬通に本社を置く「柳ヶ瀬を楽しいまちにする」は、柳ヶ瀬商店街につくり手と買い手が直接つながる拠点となる「SUNDAY BUILDING STORES(サンビルストア)」をオープンさせるにあたり、1月21日(日)〜3月10日(日)の期間でアトリエゾーンとシェアショップの入居者を募集している。
「柳ヶ瀬を楽しいまちにする」について
「柳ヶ瀬を楽しいまちにする」は、“新しい商いが生まれるまち”をテーマに、まちのファンをつくる月一回のマーケット空間をエリア再生のプラットフォームとして、空きビルをリノベーションし、アトリエやセレクトショップなどの個性的な店舗の誘致を行っている。また、行政と連携しながら公園や道路といった公共空間を活用するなど、まちなかの賑わい再生と地域の価値向上に取り組んでいる。
マーケットの魅力を日常に
同社は、“東海一新しい商いが生まれるまち”を目指して、2014年から柳ヶ瀬商店街で出店者の目利きや手作りのものを販売するマーケット「SUNDAY BUILDING MARKET(サンビル)」をスタートした。“手作りとこだわり”をコンセプトに、毎月第3日曜日に開催しており、アパレル、アンティーク、雑貨、食品などおよそ150店舗が集まる。
サンビルの出店を継続していくなかで力をつけて、店を持った出店者も多いそう。SNSなどが普及した今でも、自分で作ったこだわりの商品を直接コミュニケーションを取りながら販売できるのが、商店街で開催しているマーケットの魅力の一つだ。
10年目を迎えるにあたり、そんなサンビルの魅力を日常的に体験できる“作家と商店街の客が直接つながる場所”をつくるために、サンビルストアのプロジェクトを立ちあげた。
サンビルストアの構成
サンビルストアがオープンする、柳ヶ瀬通2丁目の「江戸ッ子ビル」1階には、プロ用ミシンを利用することができるハンドメイドショップ「HUKIN」がすでに入居している。
店内は簡易な間仕切り壁などで区割りした「アトリエゾーン」と、ほかの出店者と空間やそれぞれのリソースを共有できるような「シェアゾーン」で構成し、入口付近には「柳ヶ瀬を楽しいまちにする」が管理する「シェアショップ」を常設する予定だ。
アトリエ区画は13㎡〜19㎡程度で、家賃は35000円〜50000円程度/1カ月。シェアショップ区画は高さ50cm・幅40cm・奥行き40cm以上で、家賃は3000円〜5000円程度/1カ月(区画によって変動)。どちらも希望に応じて区画サイズの調整を想定している。
アトリエ兼ショップとして営業しながら制作活動ができる人、柳ヶ瀬商店街に拠点を置くことに面白さを感じる人、ハンドメイドやクラフトなど独自性の高い商品を扱う人などにおすすめだ。なお、飲食店などの入居は想定されていない。アトリエ入居者は、特典として、シェアショップ区画を無料で利用できるほか、サンビル開催時に軒先を活用することができる。
オープンは4月中旬の予定。詳細については、サンビルストアInstagramにてチェックしてみて。
■サンビルストア
住所:岐阜県岐阜市柳ヶ瀬通り2丁目17番地 江戸ッ子ビル1階
Instagram:https://www.instagram.com/sundaybldg_stores/
サンビル公式サイト:http://ysbmkt.com/
(山本えり)