食の未来を拓く農業総合メーカー・渡辺パイプの関連会社であるげんき農場は、埼玉県羽生市にある「羽生農場」にて、埼玉県オリジナル品種「あまりん」、全国いちご選手権銅賞「よつぼし」を含む人気5品種のいちご狩り体験ができるいちご観光農園「げんき農場」を、2月17日(土)にグランドオープンする。
埼玉オリジナルなど5種のいちごを提供
渡辺パイプのグループ直営農場である「げんき農場」は、農業用資材を開発する試験農場であると同時に、卸売市場・量販店・カフェレストラン・産地直送サイトへの出荷を行っている。2023年2月には、第1回全国いちご選手権において埼玉県のいちごのおいしさを全国に広く知らしめ農業の振興や活性化に大きく貢献したとして、埼玉農業大賞特別賞を受賞している。
総務省の「家計調査(2020年~2022年平均)」によると、いちごの世帯当たりの購入数量は、1位が宇都宮市3,368g、2位がさいたま市の3,255gとされ、埼玉県においていちごの購入量は多いと考えられる。
羽生市に新たに誕生する「げんき農場」では、第1回全国いちご選手権で最高金賞を獲得し注目を集めた埼玉県オリジナル品種「あまりん」を含む、人気5品種のいちご狩り体験が可能。このほかの品種は、全国いちご選手権銅賞の「よつぼし」や、「紅ほっぺ」「かおり野」「恋みのり」を用意しており、食べ比べを楽しむことができる。
完熟いちごへのこだわり
同農場は、おいしい完熟いちごで日本中を“げんき”にすることを理念とし、新鮮で最高の状態の「完熟いちご」を提供することを心がけている。一般的ないちごは、流通の段階で実が傷まないように早い段階で収穫・出荷されるが、その分実に甘さがのらず酸味が強くなってしまう。同農場では、収穫できるタイミングを見極め、最高の状態の「完熟いちご」を提供している。
開放感のある広々したハウス
スマート農業を駆使した最先端で開放感のある広々したビニールハウス内には、見どころの1つとしてハウスの天井より吊るしたいちごが栽培されている。まるで宙に浮いているかのようないちごの収穫体験は、写真映えするだけでなく記憶にも残る思い出となる。
ハウス内は、土を使わない養液栽培のため清潔感があり、ゆったりとした空間が楽しめる。
また、いちご直売所も同時オープンし、いちごと加工品の販売も行う。観光農園である同農場がオープンすることで、観光振興や地元農産物の需要拡大によって地域経済の発展に貢献しつつ、長く愛され続ける場所として運営を行っていく。
料金は、1~3月は大人(中学生以上)平日2,600円/土日2,800円、小学生平日1,900円/土日2,100円、未就学児平日1,700円/土日1,900円、3歳以下無料。4~5月はこれより300円OFFとなる。体験予定時間は、9:15~/10:45~/12:15~/13:45~の1日4回、説明10分といちご狩り30分となっている。予約は公式サイトにて。
「げんき農場」で、埼玉県オリジナル品種「あまりん」含む人気5品種のいちご狩り体験を楽しんてみては。
げんき農場 いちご狩り体験ページ:https://www.sedia-green.co.jp/farm/index_s.html
■げんき農場
住所:埼玉県羽生市日野手新田字惣達24
営業時間:9:30~15:00(栽培状況により変更する場合がある)
定休日:木曜日
(山本えり)