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【埼玉県新座市】居場所学習支援「ムササビルーム」が「フリースペース体験会プリン作り」を開催

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Woods(ウッズ)による不登校児童のための無料の居場所学習支援「ムササビルーム」が、居場所体験イベント「フリースペース体験会プリン作り」を2月28日(水)10:00~14:00に開催する。

フリースペース体験会プリン作りについて

「フリースペース体験会プリン作り」は、新座市道場集会所で開催し費用は無料。対象は、小学1年生~中学3年生で、人数は先着10名。

「フリースペース体験会プリン作り」のスケジュールは、10:00に会場、午前の活動(お話し、ゲームなど)、11:00にプリン作り、12:00に昼ご飯(オハナプロジェクト提供)、13:00に午後の活動(学習支援、コミニュケーション支援)、14:00が帰りの時間となる。

申込方法は「ムササビルーム」公式InstagramへDM、公式LINE、メールなど。その他詳細は、公式Instagramにて確認を。

全国的にも深刻化する不登校児童の増加

全国的にも深刻化する不登校児童の増加は、今や社会問題として各地域で取り組みが始まっている。Woodsは、フリースクールなどの民間による日中の子どもたちの居場所が未だ不足している埼玉県新座市で、2023年4月無料の居場所学習支援事業として「ムササビルーム」をスタートした。「ムササビルーム」は、不登校児童の中でも経済的困難を抱える児童や、発達障がいや学習障がいなどの理由により学習やコミニュケーションに困難を抱える児童を主な対象としたもの。

地域の適応指導教室等は飽和状態

不登校出現率が毎年確実に増加を続ける中、特に経済的に困難な状況下にある児童、社会的養護下の児童が自ら安心できる学習支援場所を選び取ることは非常に難しい現状にある。学校外の居場所である地域の適応指導教室等は飽和状態であり、登録児童数に対し実際に通える児童は3割程度の自治体がほとんどと言われている。

「ムササビルーム」は経済的困難を抱える児童への無料の居場所学習支援事業として、それぞれの児童が抱える事情にかかわらず、本人の希望に寄り添う学びの提供を可能にすることで、教育の格差解消を目指している。

経済的困難を抱える児童への無料居場所学習支援


「ムササビルーム」の対象は小学1年生~中学3年生で、不登校、発達障がい、学習障がいなど通学やコミニュケーションに困りごとのある児童、住民税非課税世帯、児童扶養手当受給世帯、自立相談支援機関を利用している世帯の児童、児童養護施設、里親家庭など社会的養護を受けている児童だ。

また、経験豊富なスタッフによる、自然なコミニュケーションサポートを行う。人との関わりが苦手な子どもでも、無理なく少しずつコミニュケーションの経験を積むことができるようサポートする。さらに、読み書きや計算など、限られた領域に負担を感じる子どもにはそれぞれにあった学習方法の提案をしている。

月に一回の昼食支援


「ムササビルーム」では、地域のこども食堂と連携し、月に一回ランチ提供デーがある。温かい昼食を皆で囲んで、大人も子どもも笑顔のひとときを過ごす。

「フリースペース体験会プリン作り」を開催する「ムササビルーム」の今後の活動にも注目していきたい。

■フリースペース体験会プリン作り
開催日時:2月28日(水)10:00~14:00
場所:新座市道場集会所
住所:埼玉県新座市道場1-13-53※通常の活動場所より徒歩5分
費用:無料
公式Instagram:https://www.instagram.com/musasabiroom/

(角谷良平)

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