佐賀県嬉野市では、北欧式対話モデル「フューチャーセンター」に「スポーツ」の持つ“つなぐ”力を掛け合わせた「スポーツフューチャーセンター」の取り組みとして、嬉野市子どもセンターの職員、子育て中のアスリート、市民を交えての対話セッション「スポーツフューチャーセンターうれしの第3回 -子育て-」を実施する。
嬉野市の取り組みの背景
2006年以来、嬉野市では17%以上の転出や少子化などによる人口減少に直面しており、また新型コロナウイルス感染症による影響もあり、観光業を始めとする様々な業界において人材が不足するなど、多くの課題を抱えているという。
嬉野市では、過去にはない新しいまちづくりの考え方や課題解決方法を模索するなか、少数の人口で困難に立ち向かう北欧諸国で発展してきた、未来志向の知恵を結集する対話式プラットフォーム「フューチャーセンター」と出会った。
嬉野市は、この対話式プラットフォーム「フューチャーセンター」に学びながら、さらにそこに「スポーツ」の持つ人や組織、物事を“つなぐ”力、多くの人に知らせることができる「伝える力」を掛け合わせた「スポーツフューチャーセンター」構想を立て、嬉野市の未来を気軽に語ることができる場をつくることを目指して、2023年10月に「スポーツフューチャーセンターうれしの」を開始した。
「もっと子育てしやすい嬉野」を目指して
「スポーツフューチャーセンターうれしの第3回 -子育て-」の対話の問いは、「宿泊型ケア事業、駄菓子屋、預かり事業など、民間ができる子どもたちの居場所づくりとは?」。
子どもたちの居場所がたくさんあり、のびのびと過ごせる「もっと子育てしやすい嬉野」を目指し対話を行うことで、課題解決へのアイデアや学びを得ることはもちろん、共に取り組む仲間をつくり、まち全体で課題解決に向き合う仕組みづくりを目指す。
インスピレーショントーカーとして、元バレーボール日本代表で、現在は双子の子育てと並行して全国での講演活動やバレーボール教室・解説などに携わる大山加奈さん、佐賀県放課後児童クラブ連絡会に所属し、嬉野市こどもセンターリュッケにおいて子育て中の多くの家庭の悩みに向き合う長尾千夏さんが登場する。
イベント概要
「スポーツフューチャーセンターうれしの第3回 -子育て-」の開催日は2月19日(月)。13:15開始予定で、場所は、西九州新幹線嬉野温泉駅前の「うれしのまるく 観光・交流施設まるくアイズ」。
定員は20名で、参加申込は申込フォームから受付中だ。なお応募多数の場合は抽選となり、参加の可否については、申込の際のメールアドレスに連絡される。申込期限は2月16日(金)の12:00まで。
子育て中の人や子育てを応援したい人、嬉野の未来について語ってみたい人、企業・自治体・各組織で共創事業を検討している担当者などにおすすめの対話セッションに参加してみては。
イベント詳細:https://www.city.ureshino.lg.jp/shisei/_25349/_29468/_29641.html
申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdRZUtLsKAW3RBnDIiyt4QSJLzK0J10pttM9w8VJVGR81xnHA/viewform
(yukari)