東京都人権プラザでは、令和5年度第4回人権問題都民講座「ファッション×人権 着ること・着るものから考える みんなの尊厳が守られる社会」を、3月8日(金)に開催する。同講座は、オンライン(Zoom)でも参加可能だ。
ファッションと人権の関わりを考える、事後学習も支援
文明社会に生きる誰しも、衣服を着ることと無関係に生きることはできない。自分の好きな服を着ることや、着るものを選べることは、新しい人権の考え方として注目されている「自己決定権」と密接に関わっている。
同講座では、ファッションデザインやプロダクトを通じて、障害・疾患のある人の社会的包摂や、ジェンダー平等の推進等への取組に注目が集まっている今、着ること・着るものがどのように人の尊厳に関わっているかについて考える。
また、フォローアップ企画として、参加者が講座内容に関して事後学習を進め、より理解を深められるよう、講師へのインタビューに基づいたQ&A方式の記事を参加者に提供する。
講師・徳永啓太氏
講師は、車椅子ファッションジャーナリストの徳永啓太(とくなが・けいた)氏。1987年愛媛県に生まれ、先天性脳性麻痺により車椅子を使用している。
「coconogacco」にてファッションデザインを学び、2017年にジャーナリストとして独自のメディアを立ち上げ、東京を中心にコレクションの取材やファッションと多様性を軸にした執筆活動を行っている。
東京2020パラリンピック競技大会の開会式ではDJを担当した。
申込方法
同講座への参加は無料で、会場定員は60名、リモート参加定員は200名。2月29日(木)正午まで、東京都人権プラザのWebフォームおよび電話にて事前申込みを受け付けている。
電話で申し込む場合は、代表者名・参加人数・参加形式(会場/オンライン)・受講票送付先(住所/メールアドレス)・電話番号・障害等による必要な配慮の有無(有の場合は内容)を伝えよう。
会場参加が応募多数の場合は抽選となり、リモート参加は申込人数によって増員がある。
この機会に、ファッションを軸に人権について考えてみては。
■令和5年度第4回人権問題都民講座「ファッション×人権 着ること・着るものから考える みんなの尊厳が守られる社会」
日時:3月8日(金) 18時30分~20時30分(開場18時)
開催方法:会場及びオンライン(Zoom)
会場:東京都人権プラザ 1階 セミナールーム
住所:東京都港区芝2-5-6 芝256スクエアビル 1階
Web申込フォーム:https://forms.office.com/pages/responsepage.aspx?id=DQSIkWdsW0yxEjajBLZtrQAAAAAAAAAAAAO__Siq_ktUMU4xUE9KNFlTMUhRSURLUVNWUTRaOUtOQS4u
東京都人権プラザ:https://www.tokyo-hrp.jp/lecture-2023-04.html
(Higuchi)