日本補助犬情報センターは、Airbnb(エアビーアンドビー)コミュニティ基金の助成金の受け取り団体に選ばれた。
Airbnbコミュニティ基金支援先に決定
日本補助犬情報センターは、身体障害者補助犬の社会における理解と普及を目指した活動とともに、障害者の社会参加・社会復帰を推進するため、第三者機関として中立の立場から相談・情報提供を行っている。
今回、日本補助犬情報センターは、世界最大級の旅行コミュニティプラットフォームであるAirbnbのコミュニティ基金支援団体に選ばれた。
支援金は、身体障害者補助犬の普及啓発及び、相談事業等に活用される。なお、コミュニティ基金の詳細については、Airbnbのウェブサイトで確認を。
また、2023年5月には、Airbnbホストコミュニティイベントにて、補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)ユーザーと共にセミナーを実施。
日本補助犬情報センターは、このような機会を通じて、日本補助犬情報センターの活動の意義を知ってもらい、Airbnbホストの人たち、Airbnbの人たちにより多くの支援を受けたことを嬉しく思っているという。
Airbnbについて
Airbnbのコミュニティは、2人のホストがサンフランシスコの自宅に3人のゲストを迎えた2007年に生まれ、以来ホスト数は400万人に増え、世界中のほぼすべての国と地域にわたる都市で、10億人を超えるゲストを迎えてきた。
Airbnbのホストは、オリジナリティ溢れる滞在とユニークな体験を提供しており、ゲストが心のつながりと居心地の良さとともに世界を体験することを可能にしている。
日本補助犬情報センター理事長からのコメント
日本補助犬情報センター理事長・佐鹿博信氏は、「この度は日本補助犬情報センターをAirbnbコミュニティ基金の支援先に選んでいただき、心より感謝申し上げます。
補助犬を同伴した社会参加への拒否がなくなることで、誰もが楽しく安心な社会参加と活動ができる社会になれば、それはユニバーサル社会であり、障害者差別解消法の主旨が充たされた平等な社会に近づきます。
今回のご支援を通して、障害のある方の社会参加の推進と補助犬への理解が皆の共通の思いになるよう、一層力を入れて活動に取り組んでまいります」とコメントしている。
世界最大級の旅行コミュニティプラットフォーム・Airbnbのコミュニティ基金支援団体に選ばれた、日本補助犬情報センターの今後にも注目していきたい。
日本補助犬情報センター:https://www.jsdrc.jp/
Airbnb公式サイト:https://news.airbnb.com/ja/
(角谷良平)