フェアトレード・ラベル・ジャパンは、“公正な貿易の実現によって、世界から貧困がなくなり、生産者が持続可能な生活を実現し、自ら未来を切り開いていける世界の実現”をVisionに1993年に設立から30年活動を行っている。
今回、同団体の活動に共感し、自身でも環境活動を行う吉川ひなのさんが、フェアトレード・ジャパン団体アンバサダーに就任した。
就任にあたってのコメント
吉川さんは、「わたしがフェアトレードを意識するようになったのは、一番上の子の妊娠がきっかけでした。(中略)わたしたちひとりひとりが消費に責任を持ち、みんながフェアなものを選ぶだけでも世界は大きく変わっていく。誰もが持っている幸せになる権利を奪うことなく、世界中の人々がフェアに、幸せに暮らせる世の中を目指して、わたしのできることをこれからも続けていこうと思います。」とコメント。
さらに、「人だけでなく環境にも優しいフェアトレードを選ぶことは、未来の地球を守るためにも重要な選択。普段自分のために購入するコーヒーやチョコレートなどはもちろん、友人や家族へのプレゼントにも児童労働や強制労働に関与していない、フェアトレードの商品を贈りたいですね。この素晴らしいフェアトレードの取組みが、もっともっと広まって、よりよい子どもたちの未来を作っていけますように。」と語っている。
昨年30周年を迎えた認定NPO法人
フェアトレード・ラベル・ジャパンは、2023年11月に30周年を迎えた認定NPO法人。
国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade International)の構成メンバーとして、日本国内における国際フェアトレード認証ラベルの認証・ライセンス事業、フェアトレード の啓発・アドボカシー活動を行う。
国際フェアトレードラベル機構は、公正な取引を通じた世界の貧困問題の解決、生産者の持続可能な生活の実現を目指して1997年設立された国際組織。現在開発途上国 70カ国・200万人以上の生産者・労働者と消費国30カ国メンバーが参加している。
フェアトレード・ジャパンのVison実現に向けた活動を、この機会にチェックしてみては。
フェアトレード・ラベル・ジャパン:https://www.fairtrade-jp.org/
(江崎貴子)