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【京都府京都市】梅が咲き誇る「隨心院」にて家族で楽しめる「名勝・小野梅園 観梅会」開催

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京都府京都市山科区小野郷、小野小町ゆかりの寺として知られる「真言宗善通寺派 大本山 隨心院」では、境内にある「名勝・小野梅園」を3月9日(土)〜24日(日)の期間に一般公開する。さらに、3月9日(土)・10日(日)には、オープニングイベント「小町 美味いもんマルシェ」も開催される。

2029年に門跡宣旨800年を迎える隨心院


隨心院は、真言宗善通寺派の大本山であり、正暦2年(991年)一条天皇よりこの地を賜り一寺を建立、牛皮山曼荼羅寺と称された。その後、第5世増俊阿闍梨の時に曼荼羅寺の子房として隨心院を建立し、寛喜元年(1229年)に後堀河天皇より門跡の宣旨を賜る。以来「隨心院門跡」と称され、令和11年(2029年)には門跡宣旨800年の記念の年を迎える。

また、同院は多数の映画や時代劇ドラマの舞台となっており、『るろうに剣心』『レジェンド&バタフライ』、最近では『身代わり忠臣蔵』、ドラマ『大奥』の撮影場所としても使われている。

遅咲きの「はねずの梅」などが咲き誇る


そんな隨心院の境内にある小野梅園では、「はねずの梅」はじめ、約200本の紅梅や白梅が咲き誇る姿を堪能することができる。


最も多い「はねずの梅」は、薄紅梅の色を古来より“はねずいろ(朱華色)”と呼ぶことから名付けられ、春の訪れを告げる京都市内きっての遅咲きの梅として知られている。同園の入園料は300円、小学生以下無料。

また、3月31日(日)には、小野小町の伝説をモチーフにした、地元に伝わる踊り「はねず踊り」も開催される。観覧料は大人 1,000円、中学生 800円(拝観料・梅園入園料・はねず踊り観覧料含む)、小学生以下無料。

家族で楽しめる「小町 美味いもんマルシェ」


3月9日(土)・10日(日)の2日間で開催される、梅園の開園を告げる観梅会オープニングイベント「小町 美味いもんマルシェ」では、梅おにぎりやたこ焼き、ホットドッグなどの軽食、鯛焼き、カフェラテやスイーツなど人気のキッチンカーが勢揃い。飴細工づくりも体験可能だ。


また、梅園内の茶室では梅にちなんだ和菓子も販売予定で、ひと休みしながらゆっくりと梅園を観賞することができる。期間中に小野梅園入園券を購入した人には、ご朱印帳やお守り、本堂拝観券などが当たる巨大ガチャ抽選会も実施される。

隨心院オリジナルのプリクラや、子どもたちに大人気のふわふわ遊具もそろえているので、家族で梅園いっぱいに咲き誇る紅白梅や人気のグルメを楽しもう。

「観梅会」期間中はみどころ満載


このほか、2月9日(金)~3月21日(木)の期間は、同院・能の間にてJR東海との企画、花咲く京都「花の間」が開催中だ。


2022年から毎年開催されている同イベントは、能の間を花いっぱいに彩るフォトジェニックな光景が話題となっている。


今年は、土・日・祝日限定で「NAKED花みくじ」も無料で実施する。


また、2月17日(土)~3月12日(火)は、同院の本尊であり秘仏である「如意輪観世音菩薩坐像」の御開帳も行われる。重要文化財である本尊は、その見た目から人気が高く、毎年この時期には多くの拝観者が来院する。拝観料は大人500円、中学生300円、小学生以下無料。

見どころ満載の「名勝・小野梅園 観梅会」、家族で楽しんでみては。

■隨心院
住所:京都府京都市山科区小野御霊町35
HP:https://www.zuishinin.or.jp

(山本えり)

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