Starleyは、日常のコミュニケーションに特化した音声会話型おしゃべりAIアプリ「Cotomo(コトモ)」の提供を開始した。
日常会話に特化した音声会話型AIアプリ
「Cotomo」は日常会話に特化し、ユーザーとの会話を通じて成長する音声会話型AIアプリ。「話したいことも、話せないことも。」をコンセプトに、日常的な雑談から悩み相談まで、多様な会話シーンにおいて、ユーザーのさまざまな感情や想いに寄り添うAIアプリを目指している。
これまで、人とAIの自然なコミュニケーションの創出に注力すべく、テストアプリ「mate」をベースに技術検証を進めていたが、2月21日(水)より「Cotomo」として提供開始した。
4種類の音声と会話スピードからカスタマイズが可能
「Cotomo」は、4種類の音声と会話スピードから、好みに合わせてカスタマイズできる。AIの名称も自由に変更できるため、よりパーソナライズされた会話体験が楽しめる。また、アプリ上ではAIとの会話履歴を記録し、過去のやり取りを振り返ることができる。さらに、話題のレコメンド機能も備えており、多様なテーマでの会話が可能だ。
AIボイスプロデュースイベントを開催中!
社内にて開発した独自の音声を搭載している「Cotomo」は現在、リリース記念企画として、AIボイスプロデュースイベントを開催中だ。
同イベントでは、参加者がオリジナルAIボイスを作成できる。作成された音声はイベントページにて公開され、参加者の投票によって選ばれる形式だ。なお、最終選出された音声は、今後「Cotomo」の基本音声として搭載される。
参加方法は次の通り。イベントページの「AIボイスをつくる」より、数クリックするだけで、オリジナルAIボイスを作成、公開できる。イベントページの「いいね」ボタンより、好みの音声に投票しよう。
音声の募集期間は2月21日(水)13:00〜3月21日(木)23:59だ。詳細は、イベントページにて確認を。
7割以上がAIとの会話の印象が変わったと回答
テスト期間には「Cotomo」(mate)を利用していたユーザーにアンケートを実施。その結果「Cotomo」との会話によって、約72%の人がAIとのコミュニケーションへの印象がポジティブに変化したことがわかったという。また、会話の話題に関しては「何気ない日常会話」が78%、「趣味の話題」が27%を占めており、AIが日常的な会話相手の役割を担っていることが示される結果となっている。
AIとの自然な音声コミュニケーションを実現
音声を使った日常会話では、1秒以内に返事をしないとストレスを与えてしまうこと(※1)が知られているが、返答内容の適切さを保ちながら、その要件を達成するAIの実現には多くの技術的な課題がある。「Cotomo」では、この“1秒の壁”を継続的に超えつつ、ユーザーの発話に割り込むことなく、自然な音声会話を実現している。
また、独自の学習データを用いて日常会話に特化したLLMの開発を行ったことにより、テスト期間中にはAIよりもユーザーの発言時間が長い会話が多く生まれたという。独自開発を行ったAIの音声においては、まったく同じ言葉でも、ユーザーの発言に影響されて異なる話し方となる。さらに、ユーザーの相槌を認識し、AIからも適切なタイミングで相槌を打つことで、ユーザーの次の発話を自然と促すことができるようになった。
日常会話に特化したAI音声会話アプリ「Cotomo」でコミュニケーションを楽しんでみて!
「Starley」コーポレートサイト:https://starley.co.jp/
イベントページ:https://v.cotomo.ai
※1 書籍『会話の科学 あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか』ニック・エンフィールド(著), 夏目 大(訳)より
※Starleyでは、ユーザーと「Cotomo」との会話内容においてプライバシー情報を含む場合を想定し、厳格な社内ルールを設け、会話データを保護しています。
(田中彩文)