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【宮城県】石ノ森萬画館にて、第92回特別企画展「11ぴきのねこと馬場のぼる展」開催!

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石ノ森萬画館にて、特別企画展「11ぴきのねこと馬場のぼる展」が、4月13日(土)~6月9日(日)の期間、開催される。

幅広い世代に愛され続けるストーリー

ロングセラー絵本『11ぴきのねこ』シリーズは、好奇心旺盛で、貪欲で、ちょっとずるいところもあるけれども、なぜか憎めないねこたちが繰り広げる物語。1967年の第一作誕生から今日まで、そののびやかな表現とユーモアあふれるストーリーで、子どもから大人まで幅広い世代に愛され続けてきた。

作者の馬場のぼる氏(1927-2001年)は青森県三戸町に生まれ、幼い頃から絵を描くことが大好きで、戦後、漫画家としてデビュー。児童雑誌で『ポストくん』や『ブウタン』を発表、親友でもあった手塚治虫氏や福井英一氏とともに「児童漫画界の三羽ガラス」と呼ばれるほどの人気を博す。

その後、絵本作家としても活動を開始、第一作の『きつね森の山男』から代表作『11ぴきのねこ』シリーズ、そして遺作となった『ぶどう畑のアオさん』まで多くの絵本を発表し、今なお読み継がれている。ほのぼのとした画風と深みのあるユーモア、独特の語り口は馬場作品ならではの特徴といえるが、それは漫画でも絵本でも生涯を通じて変わることはなかった。

原画や漫画原稿、スケッチなども展示


特別企画展「11ぴきのねこと馬場のぼる展」では、人気の『11ぴきのねこ』シリーズを中心に、絵本の原画や漫画原稿、スケッチなども合わせて展示し、馬場のぼる氏の魅力を紹介する。

また、スタンプラリーやコラボメニューなど連動イベントも開催予定となっている。

観覧料は、大人900円、中高生600円、小学生250円、未就学児無料。観覧料は、常設展観覧料を含む。

この機会に特別企画展「11ぴきのねこと馬場のぼる展」を、チェックしてみては。

■「萬画の国・いしのまき」石ノ森萬画館第92回特別企画展11ぴきのねこと馬場のぼる展
会期:4月13日(土)~6月9日(日)
会場:石ノ森萬画館 2階企画展示室
住所:宮城県石巻市中瀬2-7
時間:9:00~17:00(入館は閉館時刻の30分前まで)
休館日:毎週火曜日 ※4月30日(火)は開館
URL:https://www.mangattan.jp/manga/exhibition/24555

©馬場のぼる

(江崎貴子)

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