「こころ くらし 包む」をモットーに、さまざまな紙製品を通じて毎日のくらしに彩りと楽しさを提供する紙製品・化成品メーカーのマルアイは、インバウンド需要を受け、外国人も日本の文化を気軽に楽しめるぽち袋「チップ袋」全4種を、4月10日(水)より発売する。
製品の提供を通じて日本の文化を伝える
昨今、新型コロナウイルスの収束や円安の影響により訪日外国人客が増加している。
日本には古くから心付けやお礼としてお金を封筒や紙に包んで贈る習慣がある。お金を包んで贈るという習慣は日本ならではの文化であり、海外ではあまりなじみのないもの。一方で、伝統的なデザインの祝儀袋やぽち袋は外国人のお土産として人気を集めている。実際に、同社が昨年11月に有楽町駅に出店した「祝儀袋の自販機(※)」では訪日外国人旅行客の購入も多く、和紙や紅白の水引を使用した日本らしい伝統的なデザインや、箔やエンボスなどの繊細な加工がされている点が好評だった。また、お土産品として複数枚購入する訪日外国人旅行客もいたという。
同社は、祝儀袋やぽち袋、事務用封筒などを製造・販売する紙製品メーカーとしてお祝いや感謝の気持ちなど、相手を思い丁寧に気持ちを贈る日本の古き良き文化を大切にしながら、長年あらゆる製品を通じて人と人の心をつなぐ手伝いをしてきた。
そして今回、製品の提供を通じて日本の伝統や文化を伝えることを目的に、インバウンド向けのぽち袋「チップ袋」を発売する。
24種類の言語を使用
「チップ袋」は、日本語の「ありがとう」と「ほんのきもち」を世界各国の言語に訳し、その言葉をデザインに落とし込んだぽち袋。デザインには英語やフランス語、あまりなじみのないヒンドゥー語やスワヒリ語など、24種類の言語を使用している。
ラインアップは、日本を象徴するモチーフが特徴的な「ありがとう 大入」と「ほんのきもち 富士」、日本の伝統模様をあしらった「ありがとう 七宝金」と「ほんのきもち 七宝銀」の全4種類。
パッケージの裏面にはぽち袋の使い方を英語で明記しているため、“お金を包んで贈る”という日本の習慣になじみのない海外の人も日本の文化に気軽に触れ楽しむことができる。商品の価格は、330円(税込)。
24種の言語で感謝の気持ちをデザイン! インバウンド向けぽち袋「チップ袋」を、チェックしてみては。
マルアイ:https://maruai.co.jp
チップ袋:https://paper.maruai.co.jp/shop/c/c03039978/
※ 業界初「祝儀袋の自販機」出店(2023年11月2日発表):https://maruai.co.jp/2023/11/02/12804/
(江崎貴子)