千葉県柏市

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、千葉県柏市を写真とともに紹介する。

Vol.176/千葉県柏市

千葉県の中でも有数の人口を誇るまち、柏市。柏駅には上野東京ライン、常磐線、東武アーバンパークラインの３路線が通っており、交通網も整っており、私も関東に住んでいたときに柏駅を利用したことが何度かあった。

そして、前回の市町村一周の旅で訪れた際には、柏市の中心街を巡ったのだが、今回は中心街からやや離れた「布施弁天 東海寺」と、「柏の葉公園」を訪れてみることにした。電車と徒歩だけでは行けないような場所に行ってみよう、というわけだ。

まず、市街地よりも北東に位置する「布施弁天 東海寺」に向かった。真言宗豊山派の寺で、上野不忍・江の島のそれとともに、関東三弁天のひとつにも数えられている。立派な屋根をした本堂は迫力があり、地元の人々からも親しまれているんじゃないかなあと想像が膨らんだ。

布施弁天 東海寺へ

新緑の緑と

立派な本堂だった

柏市の中でも、景色はいろいろある

柏の葉公園へ

日本庭園があれば

バラ園もあった

鮮やかだ

その後、西に向かって10kmほど移動し、柏の葉公園を訪れた。広い公園であるとは予想していたけれど、豊かな水辺があり、競技場や野球場、テニスコートがあり、日本庭園やバラ園まであった。日本庭園やバラ園も本格的だったので、驚くばかりだ。広い敷地を持つ公園は日本中にあるはずだが、ここまで複合的に揃っている公園もあるのだなあと。

（仁科勝介）