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【茨城県旧三和町(古河市)】国道4号線沿いの道の駅と、三和ふるさとの森へ

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茨城県旧三和町(古河市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、茨城県旧三和町(古河市)を写真とともに紹介する。

Vol.181/茨城県旧三和町(古河市)

ひとつ前に訪れたのは旧総和町だったので、「和」続きで旧三和町にやってきた。「和」には“平和”といった温かみのある思いが含まれていることが多い言葉だ。

まずは、道の駅『まくらがの里こが』を訪れてみる。国道4号線沿いに位置しており、車の交通量も多い。「まくらが」とは、万葉集の中に出てくる言葉で、広く古河周辺を指していたと言われていると。公募で決めれた名称とのことなので、地元の方々にとっても親しみを持って感じられるのではないだろうか。

道の駅『まくらがの里こが』へ

国道4号線沿いにある

小さな祠を見るとドキッとする

田んぼも広々と

三和ふるさとの森へ

緑豊かな場所だった

道の駅を訪れたあと、「三和ふるさとの森」へ向かった。住宅街を抜けて、広々とした田んぼの景色が現れたり、麦畑や茶畑が見えたり。麦畑の中には小さな祠が立っていて、ドキッとした。土地で守られているものを、大切にすることはとても大切だ、というようなことを思う。

雨上がりの三和ふるさとの森は、日陰にはまだ水溜りが残り、ひなたは気持ち良さそうに新緑が日差しを浴びていた。高い木々も多く、散歩しているとすっかり森の中にいることに夢中になって、喧騒などは忘れてしまうのであった。ついさっき、道の駅のそばの国道で大きな車がドシドシと通過していて、その音が耳に残っていたはずなのに、木々のこすれる音に包まれて、すっかり心穏やかになって。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247/

   

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