半兵衛麸は、昨年3月に全館グランドオープンした京都市東山区の「半兵衛麸 本店」において、1周年感謝祭イベント「半兵衛麸 感謝祭」を3月20日(水・祝)~24日(日)の期間開催する。
感謝祭のテーマは「桜~sakura~」
元禄2年(1689年)に創業し、“京麸”で知られる「半兵衛麸」は、ショップ、茶房、Cafe、ホールなどを複合した施設「半兵衛麸 本店」を昨年3月に全館グランドオープンした。
今回の感謝祭では、来店者に春の京都を満喫してもらおうと、「桜~sakura~」をテーマにしたさまざまなイベントを展開する。加えて、「食を通じた楽しさ」も体感してもらえるよう、通常の営業スタイルにとどまらず、さまざまな企画を実施予定だ。
なま麸の試食、やき麸の詰め放題などを実施
試食・実演コーナーでは、熱々できたて「なま麸」の試食や、「ゆば」の引き上げ実演・試食、お麸職人による「麸まんじゅう」の実演製造などに加え、「やき麸の詰め放題」といった家族で楽めるイベントも企画。
「なま麸田楽」「全粒粉やき麸のキャラメリゼ」「お麸のマフィン(さくら、ゆず)」など、期間限定のテイクアウトメニューも登場予定だ。
また、イベント期間中、3階Cafe「ふふふあん」では桜並木が続く鴨川を眼下に眺めながら飲食を楽しめるほか、予約制の茶房「半兵衛」でも季節限定の桜葉麸を使った料理など、お麸とゆばの「むし養い料理」を用意している。
「半兵衛麸」の歴史を知る企画も
こうした食に関する企画のほか、これまでの「半兵衛麸」の歴史を紹介する展示や、江戸時代の絢爛豪華なお弁当箱を集めた「お辨當(べんとう)箱博物館」、昔の台所をそのまま残した「通り庭」や「おくどさん」、そして明治・大正時代の「お雛様」の展示(旧暦「桃の節句」にあわせて展示)など、百年以上前の文化にも触れることができる。
創業以来、「半兵衛麸」では家訓「先義後利」「不易流行」の訓えを守り、お麸を中心に事業展開してきた。今回のイベントを通じて、お麸の伝統的な側面だけでなく、新たな食提案や様々な味わい方などについても広く知ってもらえる機会になればと考えているそう。また、今後も、日頃の“感謝”を込めたイベントを定期的に開催していく予定だという。
「半兵衛麸 本店 感謝祭」で、さまざまなお麸グルメを味わってみては。
■半兵衛麸 本店 感謝祭
日程:3月20日(水・祝)~24日(日)
時間:午前10時~午後5時(茶房「半兵衛」のみ午後4時まで)
会場:半兵衛麸 本店
住所:京都府京都市東山区問屋町通五条下る上人町433(鴨川「五条大橋」東南)
HP:https://www.hanbey.co.jp/
(ソルトピーチ)