1000年以上にわたり大阪府箕面市に立地する勝尾寺は、箕面市に生まれる新駅を祝いたいと考え、このたび『Let Mi-noh㊗新駅開業ドローンショー』の開催を企画した。
新駅が開業する3月23日(土)の19時より、ドローンによる演出とナレーションが融合したYouTube生配信を実施する。
箕面市に114年ぶりの新駅開業
北大阪急行電鉄では、北大阪急行電鉄南北線を千里中央駅から北へ約2.5km延伸し、「箕面船場阪大前駅」と「箕面萱野駅」を新設しており、3月23日(土)に開業することが決まっている。
この新駅は、1910年に阪急電鉄の前身である「箕面有馬電気軌道」箕面線開通と同時に開業した箕面公園駅(現在の「箕面駅」)以来、箕面市においては、114年ぶりとなる新駅だ。
勝尾寺は、箕面市が今まで以上に大阪の中心地と強くつながることで、新しい風が吹き、同市が持つ歴史や文化と融合し、大きな希望の光となり、大阪中に広がり、そして、その箕面から生まれた光がたくさんの人を巻き込みながら大阪から関西一円へと広がっていき、やがて関西から世界へと飛び出し、世界中に希望をもたらすことを願っているという。
ドローンと語りのショータイムを生配信
『Let Mi-noh㊗新駅開業ドローンショー』は、勝運の寺「勝尾寺」とその仲間たちが、114年ぶりの新駅開業という世紀の瞬間を地域の人たちとともに祝いたいと考えて企画・実施する、民間主導による完全なるサプライズイベントだ。勝尾寺から上がるドローンショーと、著名なナレーターである窪田等さんによる声の演出がコラボレーションした、生配信によるドローンと語りのショータイムを届ける。
また、大阪府知事の吉村洋文氏、箕面市長の上島一彦氏、大阪観光局理事長の溝畑宏氏からもお祝いメッセージが寄せられており、生配信においては3名の声も聞くことができる。
実際にドローンショーを見る場合は、勝尾寺から南向きに演出を展開するため、勝尾寺の麓あたりで見るのが良いそうだ。勝尾寺に行っても見られないというので注意しよう。
なお、当日の天候により開催日時が予告なく変更になる場合がある。予備日は翌日だが、可能な限り開業日に実施したいとしている。
ドローンショーの制作はレッドクリフ
このドローンショーの制作を担当するのは、ドローンショーイベントによって“夜空に驚きと感動を”提供するドローンショー運営会社「レッドクリフ」。
同社は、劇団四季『ライオンキング』25周年特別ドローンショー、第41回 横浜開港祭ドローンショー、G7広島サミット応援イベント#HIROSHIMAミライバトンにて1,000機のドローンショーを手がけた実績がある。
勝尾寺について
勝尾寺の創建は、奈良時代の神亀四年(727年)まで遡り、善仲と善算という双子の僧侶が、この霊山で草庵を構え「弥勒寺」を建立したことに始まる。
勝尾寺では 「勝つ」とは他者を打ち負かすことではなく、「自分と向き合い、自分の弱い心に打ち勝つ」という意味として捉え、現在では、受験、厄除け、病気、スポーツなど「人生のあらゆる場面で勝つ寺」として信仰されている。
勝尾寺で多くの人が奉納する『勝ちダルマ』は、願いを叶えてくれる存在ではなく、願い事を書き、片目を入れることで「自分と向き合い、自分の弱い心に打ち勝つ」という自己誓約書にサインをしたことになる。その願い事に向け、1日1日を悔いなく過ごし、全力を尽くすことで初めて願いが叶うと考えているという。
歴史ある勝尾寺による『Let Mi-noh㊗新駅開業ドローンショー』を鑑賞してみては。
■Let Mi-noh㊗新駅開業ドローンショー
日時:3月23日(土)19:00離陸予定(約15分を予定)
生配信アドレス:https://www.youtube.com/watch?v=o78JE7MwGaQ
勝尾寺公式サイト:https://katsuo-ji-temple.or.jp/
(Higuchi)