トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

LOCAL

【茨城県下妻市】相撲稽古の大宝八幡宮や、Y字橋の砂沼広域公園へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

茨城県下妻市

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、茨城県下妻市を写真とともに紹介する。

Vol.186/茨城県下妻市

筑西市から南に進んで下妻市に入り、まずは大宝八幡宮を目指す。何本か建つ鳥居をくぐり、駐車場に着くと、鳥居よりも背の高い境内の大きな木々が目に入った。

さらに、境内の左手を見ると、土俵が出来上がっていた。神社に土俵がつくられていることは、そこまで珍しくはない。しかし、そこには作業服姿の人たちがいて、土俵周りの屋根や椅子などの整備をしていた。近くには「歓迎 高砂部屋御一行様」とかかれた看板もあり、神社で相撲稽古があるのだと分かった。椅子があるということは、見学できるということだ。しかし、携帯電話はマナーモードに、私語厳禁といった看板もあり、相撲稽古の厳粛さも感じられた。

通学路を進む

大宝八幡宮へ。高砂部屋も来るのだなあ

参拝させていただいた

踏切と列車

砂沼広域公園へ向かう。公園内の砂沼大橋

気持ちの良い水辺だった

次に、砂沼広域公園という公園へ行ってみる。見てみたかったのは、砂沼にかかる全長395mの砂沼大橋で、珍しいY字橋になっている。公園そのものも広く、カブを停めて砂沼大橋へ向かうまでに、釣りをしているおじさんや、散歩してる子ども連れなど、穏やかな日常風景を垣間見た。

そして、砂沼大橋のY字の根元の部分に立つと、ピッタリ右と左に橋の道がわかれて、その中央には人間が黄金の鳩を片手に持つような銅像が建っていた。橋からは関東平野の広い空が見える。ゆったりと時間が流れて、深呼吸することができた。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247/

   

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事