新潟県の湯田上温泉に位置する「ホテル小柳」は、アナログレコードをサウナと露天風呂そして客室全体で楽しめる、まったく新しい温泉露天風呂付客室を2023年12月にオープンした。
リニューアルした3室共通のうれしい特徴について
「ホテル小柳」では、アナログレコードをサウナと露天風呂そして客室全体で楽しめる「TAKUMI-S」ほか、温泉露天風呂付客室2室の計3室をリニューアル。今回のリニューアルでは、3室に共通して、同旅館での滞在を特別にする特徴を用意している。
室内に「玉川堂(燕市)」の鎚起アート、「大湊文吉商店(加茂市)」の組子細工、そして創業者が燕市出身の廣田硝子(東京都墨田区)の江戸切子オブジェを配置。匠の技が息づく作品を通じ、新潟の文化と歴史を客室内で堪能することができる。
それぞれ独自のテーマで新潟の匠の技や伝統工芸が織りなす“匠アート”を取り入れ、各客室でそれぞれ意匠や設え(しつらえ)の異なる空間を創出している。
湯田上温泉が楽しめる温泉露天風呂付で、湯田上温泉を独り占めできるのも特徴。
また、リニューアルした3室に泊まった宿泊者限定会席、新潟の食とカトラリーを楽しめる「TAKUMI会席」を選ぶことができる。
さらに、全室で高速Wi-Fi(Wi-Fi6)を完備し、ストレスなくオンライン会議の実施や大容量のデータのダウンロードが可能。
室内の大型テレビでYouTubeやNetflixも楽しめるほか、デスクも大きくワーケーションにも最適な客室となっている。
まったく新しい温泉露天風呂付客室
今回のリニューアルの目玉となる「『TAKUMI-S』サウナ・温泉露天風呂付和洋室」は、セルフロウリュが楽しめるサウナと水風呂、アナログレコードを聴けるプレイヤーおよびBluetoothにスマートフォンをつなぎ、サウナと露天風呂や客室全体で音楽が聴ける環境を備えたフラッグシップルーム。
1階ラウンジにあるアナログレコードを数枚セレクトし、客室内に持ち込めば、好きな音楽をゆっくりと聴くことが可能。温泉旅館としては初となる、アナログレコードの音楽をサウナと露天風呂や客室全体で楽しめる、これまでにない新しい客室となっている。
毎週木曜日に同館1Fロビーではアナログレコード鑑賞会を開催しており、レコード愛好家の人々から好評を博している。
“匠アート”は伝統的な「大鎚目」技術で作られた鎚起アートオブジェを中心に、江戸切子の伝統文様の1つ「籠目」は赤銅と透明色を配置。組子は「麻の葉」「竜胆」の幾何学的文様が、部屋全体に特別な雰囲気を醸し出している。
「TAKUMI-A」「TAKUMI-B」の部屋について
「『TAKUMI-A』温泉露天風呂付ツイン+和洋室」の鎚起アートは、亀甲文のオブジェや新潟の自然をイメージした匠アートの装飾で、地域の美を感じさせる空間を提供。
瑠璃と透明の籠目文様の切子と、「桜」や「麻の葉」など日本で最も親しまれている伝統的な組子文様を組み合わせている。
「『TAKUMI-B』温泉露天風呂付ツイン+和洋室」は、鎚起アートの象徴的な文様「大鎚目波文」で繊細に表現された鎚起と、瑠璃色の籠目文様の江戸切子、胡麻や竜胆をあしらった組子といった匠アートの組み合わせを楽しむことができる。
「ホテル小柳」のリニューアルした客室で、特別なひと時を過ごしてみては。
■ホテル小柳
住所:新潟県南蒲原郡田上町田上乙1322-1
URL:https://www.oyanagi.co.jp/takumi_room
(丸本チャ子)