梅村学園中京大学は、豊田キャンパス内の学生食堂を大規模にリニューアルし、健康的で栄養バランスのとれた食事を提供する新たな空間として4月1日(月)に営業を開始した。
学生アスリート向けの食事プランを提供
リニューアルした学生食堂の名前は、学生からの公募により、1階が「EAGLE TERRACE」、2階が「CHUGLE CAFE」となった。
注目すべきは、強度の高いトレーニングを行う学生アスリート向けの食事プラン。
PFCバランスを考慮した栄養バランスのとれた食事で、ビタミン、ミネラル、食物繊維、カルシウムなども考慮。ナショナルトレーニングセンターやプロスポーツチームで提供される食事と同レベルのものを、学生アスリートをはじめ、すべての学生に安価に提供することが可能となった。アスリート定食は日替わりで2種類準備する。
また、定食メニューは「(Lv.1)LIGHT」、
「(Lv.2)STANDARD」、
「(Lv.3)HEAVY」と、それぞれ主菜・副菜・ごはんの量が違う3種類を用意しており、それぞれ競技特性に見合ったカロリーを適切に摂取できる。
これらは、学生アスリートのパフォーマンス向上のみならず、一般学生や教職員の健康維持を目指す新たな取り組みだ。
2階にはカフェ併設の学生ラウンジが登場
2階には、カフェ併設の広々とした学生ラウンジが登場。
コンセント付きのソファーで、焼き立てパンやコーヒーが楽しめる。さらに、大型のプロジェクターも完備しており、今後は講演会やチームミーティング、パブリックビューイングを検討しているという。
加えて、混雑を避ける工夫も。ランチ時の混雑緩和のためモバイルオーダーの導入や、提供スピードが速い丼ぶりなどの新メニューが追加されたほか、
テイクアウト用の弁当などのメニューも提供できるようになった。
プレオープンの様子
プレオープンとなった3月29日(金)は、中京大学が強化指定している6つのクラブの選手たち、そして学食の命名者となった学生たち、さらに、特別ゲストとして東京オリンピック日本代表選手の川端魁人氏などが参加し、試食会を行った。
参加者全員が食事に満足している様子が見受けられ、今後の学食の成功を予感させる一日となったそうだ。
この新たな取り組みは、学生アスリートの競技力向上だけでなく、一般学生や教職員、そして地域住民の健康維持にも寄与することを目指している。中京大学は、このリニューアルを通じて、学生たちが健康でバランスの取れた食事を手軽に楽しむことができる環境を提供していくとしている。
中京大学:https://www.chukyo-u.ac.jp/
(江崎貴子)